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肺炎の予防1~ワクチンのすすめ~高齢者の肺炎

2012年11月30日

肺炎はかかってしまってからでは命の危険もあり、治療も大変複雑です。なによりも肺炎を予防することが大切になります。高齢者は基礎疾患があるなどで免疫力が落ちていることも多く、肺炎にかかりやすく、重症化しやすい特徴があります。原因が多岐にわたる肺炎のすべてを予防することはできませんが、ワクチンによってリスクを大きく下げることが可能です。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

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インフルエンザを予防する

インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる呼吸器の病気です。肺炎は、インフルエンザにかかった後に、インフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは別の細菌)や肺炎球菌が感染して起こる場合(定型肺炎に分類)があります。また、インフルエンザウイルスそのものが肺炎を起こす場合(非定型肺炎に分類)もあります。

 

あらかじめインフルエンザ予防接種を受けることで、感染を防ぐとともに、たとえ感染しても軽症で済みます。インフルエンザワクチンは、接種から2週間ぐらい経たないと効果が現れません。シーズンに入る前の接種が効果的です。

 

インフルエンザワクチン接種に健康保険は適用されませんが、自治体によっては高齢者(65歳以上)については助成金が出ることがあります。かかりつけ医または地域の保健所等に問い合わせてみてください。

 

また、同居の家族や、施設在住の場合に同居する他の入居者がインフルエンザを発症した場合に限り、インフルエンザ治療薬のタミフルを7~10日間のむことで予防する方法もあります。健康保険が効きませんが、下記に該当する方は医療機関で相談して処方してもらうことが可能です。

 

(1)65歳以上の方
(2)慢性呼吸器疾患または慢性心疾患の方(気管支喘息、慢性気管支炎、慢性肺気腫、肺線維症、肺結核、心不全、心弁膜症、心筋梗塞など)
(3)糖尿病などの代謝性疾患のある方
(4)腎機能障害のある方(腎機能が低下しているため服用する量に違いがあります)

 

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎のもっとも多い原因が、肺炎球菌によるものです。肺炎だけでなく、中耳炎や副鼻腔炎、関節炎の原因にもなります。進行すると菌が血液の中に入り全身性の感染症(菌血症・敗血症)を起こし、死に至る危険があります。

 

珍しい菌ではなく、常在菌のように、鼻やのどにいることがあります。免疫力が低下すると病気を引き起こします。肺炎球菌には90以上の種類がありますが、ワクチンによって

 

そのうちの23種類(肺炎球菌による肺炎の8割を占める)を予防することが可能です。

 

ワクチンには小児用と成人用(高齢者用)があります。高齢者で肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されるのは、以下の条件のどれかに当てはまる方です。

 

(1)65歳以上
(2)糖尿病、心臓病、腎不全、肝機能障害、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある
(3)脾臓摘出をしている
(4)ステロイドや免疫抑制剤を使う治療をしている

ワクチンの効力は5年間です。5年未満で再接種すると、副反応(注射部位が赤く腫れる、痛む、発熱するなど)が強く出る場合があります。次回の接種時期については、初回接種時に医師に指示を受けるようにしてください。

 

肺炎球菌ワクチンも保険適用にはなりません(脾臓摘出をした人のみ保険適用)。インフルエンザと同じく、自治体によっては高齢者への助成制度を行っていますので、かかりつけ医・保健所等に問い合わせてみてください。生活保護を受けている場合は無料にしている自治体もあります。

 

ワクチン接種についてかかりつけ医に聞く

最近の研究*では、高齢者がインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方接種することで、75歳以上では肺炎による入院を4割以上、歩行困難な高齢者の場合は6割以上、減らせたというデータもあります。

 

肺炎にかかるリスクを極力減らすことで、身体的な負担のみならず、医療費負担も大幅に減らすことが可能です。保険適用ではない予防接種ですが、効力、費用、接種時期等について、一度かかりつけ医や最寄りの保健所、医療機関などに詳細を聞いてみることをお勧めします。

 

最近の研究*=2010年第107回日本内科学会年次講演会「65歳以上の成人における肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンの併用効果に関する検討」国立病院機構長崎川棚医療センター 川上健司

 

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