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「発作を起こさない」喘息(ぜんそく)の治療 ~高齢者の喘息

2012年10月19日

喘息の薬は「発作を予防する」ものと「発作を鎮める」ものの2種類があります。これらの役割を理解して、正しく使うことが重要です。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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「出火」と「鎮火」、2種類の薬剤を使用

喘息の治療の目的は、発作を起こさないことです。

 

喘息を火事に例えると、発作は「出火」です。発作を止めるには水をかけて火を消す(発作を鎮める)ことも大切ですが、その前に火が出ないように用心することが重要です。

 

喘息の患者さんの気道は、火事(発作)が起きていないときにも種火(炎症)がくすぶっている状態です。種火を抑え、火が出るのを予防する。そのための治療が吸入ステロイドと長期作用型気管支拡張薬と抗アレルギー薬による治療(長期管理薬)です。

 

一方、鎮火するための「水」の役割をするのが、短時間作用性β2刺激薬(発作治療薬)です。

 

喘息の治療には、この2種類の薬を使用します。

 

 

喘息の治療に使用される薬

【長期管理薬】
●吸入ステロイド
吸入ステロイドは、いわば火事の見張り番です。
毎日、規則的に使うことで、気道の炎症を抑え、発作を予防します。すぐに効果が出る薬ではなく、長期間使用することで効き目を発揮する薬です。すぐに効果が出ないからといって自分の判断で勝手に止めてはいけません。
ステロイドと聞くと、「怖い薬」というイメージを持つ方も多いようです。確かに、注射や経口でステロイドを投与した場合、全身に大きな影響を与えるため、さまざまな副作用が出ることもまれではありません。
喘息の治療では、「吸入」といって、薬をパウダー状にして息を吸いながら薬も一緒に吸い込みます。この方法なら、薬は直接効いてほしい気管支や肺にだけ届き、全身への影響はほとんどありません。薬が口の中に残ると口内炎を起こしたり、声がしわがれたりすることがありますが、吸入後うがいをすることで防ぐことができます。

 

●長時間作用性β2刺激薬:気管支を広げる薬
持続的に気道を広げて呼吸を楽にしてくれる薬です。炎症を抑える作用はありません。吸入ステロイドの効果が十分でないときのみ、吸入ステロイドと一緒に使います。
吸入ステロイドと同じ吸入薬のほか、口から服用する内服薬、皮膚に貼り付けて使う貼付薬があります。

 

●その他の薬:吸入ステロイドの補助として使用
吸入ステロイドが使えない場合、または効果が不十分な場合、ロイコトリエン拮抗薬や抗アレルギー薬、テオフィリン徐放薬などが使用されます。ロイコトリエン拮抗薬や抗アレルギー薬はアレルギー反応を抑えて発作を予防する薬です。テオフィリン徐放薬は持続的に気管支を広げる作用のほか、炎症を抑える作用も持っています。

 

【発作治療薬】
●短時間作用性β2刺激薬:すばやく発作を鎮める薬
発作が起きたときに使用し、気道をすばやく広げ、発作を鎮めるお薬です。いわば、火事を鎮める消防車的な役割をします。
適量を正しく使えば発作を治めるのに効果的です。一方で、即効性があるためついつい薬に頼りやすくなり、使用量が増えやすいという一面も持っています。
この薬の使用は、発作のときだけ、1回1~2噴霧、1日3~4回までが原則です。短時間作用性β2刺激薬の使用頻度が増えてきたら、喘息がコントロールされていないと判断して、吸入ステロイドの増量を検討します。

 

 

※:吸入ステロイドと長時間作用性β2刺激薬の配合剤
※※:重症持続型の喘息の発作時に使用します。また、重症の場合は発作を予防する薬として使用されることもあります。
※※※:テオフィリン徐放薬は予防薬ですが、徐放でないテオフィリン(単なるテオフィリン薬と称す)は発作時薬になります。

 

 

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