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「寝たきり」を防ぐ骨折の治療とリハビリ ~高齢者の骨折

2012年9月28日

骨折から要支援・要介護状態に至らないようにするためには、適切な治療で早い回復を図り、運動機能を落とさないためのリハビリが重要です。近年、治りにくい骨折の治療を促す超音波治療も普及してきました。早期に動けるようになることで、QOLを保つことができます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

●「高齢者の骨折」をすべて見る

 

骨を正常な状態に戻すのが骨折の治療

骨折の治療法は状態によってさまざまですが、考え方は同じです。

 

①折れた骨を元の位置に戻して固定
②折れた骨同士が新しい骨細胞で元通り再生して癒合するのを安静にして待つ
③骨の再生・癒合と機能回復を助ける補助療法、リハビリ、食事療法、を行う

 

この3つです。

 

どこの骨がどのように損傷しているかによって、「保存的療法」「外科的手術」のどちらかの方法が取られます。

 

「保存的療法」とは、手術を行わず、体の外からギプス等で固定して患部を安静にし、骨の癒合を待つものです。「外科的手術」は、患部を切開して骨を元通りの位置に戻し、金属製(ステンレス、合金、チタン)のワイヤー、スクリュー、プレートなどの器具を使って固定するものです。

 

どのような場合にどのような治療を行うかを表にまとめましたので、ご参照ください。

 

 

痛みを取り除く治療

骨折には強い痛みを伴います。患部の固定が終わり、しばらくたった時点で患部以外の体の部位を動かすリハビリを行っていきますが、痛みがあると動かす意欲を失います。そこで、痛みを取り除くために、積極的に鎮痛薬を使う治療が行われます。

 

炎症が治まるにつれて痛みも治まるはずですが、骨折部位がきちんと癒合せず不自然に動くような場合は、痛みが治まりません。椎体骨折では、骨セメントを使って固定することで痛みを軽減します。

 

また、ギプスなどの装具がすれたり当たったりして痛い場合や、腫れて締め付けられる場合は、医療機関でギプスをはずして調整をしてもらいます。

 

痛みのある場合は、軽重を問わず主治医に相談して取り除いてもらうようにしましょう。

 

 

リハビリは患部以外を動かすことも含む

骨折の治療は、患部を安静にして癒合を促し、癒合が始まったら徐々に日常動作を開始して筋肉などが衰えないようにしていきます。しかし、患部を固定することでその部分の筋肉が委縮して動きにくくなったり、関節が固くなったりします。脚とは関係ない部位の骨折でも、安静にしていることで脚が衰えることもよくあります。

 

医師やリハビリテーション担当の理学療法士の指示に従い、固定している部分以外の部位の運動を行います。患部と関係ない部位を動かすことで、血流も良くなり、ひいては患部の治癒も促されます。

 

大腿骨頸部など脚の骨折の場合は、治癒の状況に合わせて脚に体重を少しずつかける訓練を始めます。痛みが無くなると、焦って早く歩けるようにと考える方もいますが、無理をして患部を再び痛めることもありますので、医師・理学療法士の提示するリハビリメニューを着実にこなすことが、回復への早道と考えた方がよさそうです。

 

リハビリ中は、ふたたび転倒・別の部位の骨折をする危険性が大変高いものです。特に自宅での生活では十分に注意しましょう。

 

 

超音波治療は治癒の期間を短縮できる

骨折部位に、低出力の超音波パルスを断続的にあて、骨の癒合を促す治療法があります。高度先進医療として導入されましたが、現在では難治性骨折の一部で保険適用となっています。1日20分程度、小さな器具を患部に巻いて超音波を当てるだけなので、機器をレンタルして自宅で治療が継続できます。これによって骨の癒合の時間が、4割近くも短縮されることが臨床試験で確認されています。

 

これまでは難治性骨折は再手術を行っていましたが、超音波骨折治療器を用いて約7割の症例で再手術なしに骨の癒合に成功しています。

 

最初に手術を行った場合が保険適用になりますが、保険適用外であっても費用は比較的安価です。骨折の治療を始める際は、手術の有無にかかわらず、超音波治療について主治医に説明を求めるとよいでしょう。

 

 

【参考】
超音波骨折治療法

 

●「高齢者の骨折」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
●「在宅医 ドクター上條に聞く」のコーナーをすべて見る

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