有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

高齢者にとくに多い骨折に注意 ~高齢者の骨折|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

高齢者にとくに多い骨折に注意 ~高齢者の骨折

2012年9月14日

厚生労働省が行った平成22年度の国民生活基礎調査において、「介護が必要になった主な原因の構成割合」を見ると、「骨折・転倒」が全体の10.2%を占めています。そのうち、要支援になった人では12.7%、要介護になった人では9.3%(うち要介護4の人の11.1%)に上ります。
高齢者は筋力・運動能力の低下や、骨密度の低下(骨粗鬆症)があり、骨折しやすく、治りにくいという特徴があります。また、高齢者で特に多い骨折(大腿骨頸部、椎体、橈骨など)もあり、注意が必要です。
気力や行動意欲が失われる原因にもなる骨折の、効果的な治療や予防について考えます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

●「高齢者の骨折」をすべて見る

 

その痛みは骨折かもしれません

「立ち上がろうとしてちょっとよろけて手をついたら手首をひねったようだ」
「階段を一段踏み外したら、足の付け根が痛い」

 

このような場合、高齢者は捻挫ではなく骨折してしまっている場合があります。

 

特に65歳以上の女性では、3割以上の人で骨密度の低下、つまり骨粗鬆症があり骨の強度が落ちていて、ちょっとした衝撃や、極端な場合は日常動作程度で簡単に骨折してしまうことがあります。
また、普段から腰痛を持っている方は、腰の痛みを「いつものこと」と軽視しがちですが、実は脊椎の骨折の痛みだった、という場合もあります。

 

明らかに変形していたり、動かないはずの部位が動くのは、間違いなく骨折です。しかし、骨にひびが入っただけだったり、骨の端が欠けたような場合は、外見からは全く分からないことも少なくありません。

 

痛みのある部位を指で軽く圧迫して、強い痛みを感じる場合は骨折の可能性が強くなります。骨折すると骨から出血しますし、骨の周辺の組織が傷つき内出血を起こしますので、腫れや、あざが出てきます。転倒したなどの覚えがなくても、急に腫れや内出血が起きて痛みがある場合は、骨折の可能性があります。

 

捻挫など、その他のケガとは見極めが難しいこともあるので、高齢者が何かの拍子に痛みを訴える場合は軽視せず、外科医・整形外科医の診察を受けることが大切です。

 

 

骨折かもしれない、と思ったら

全身どの骨でも骨折はあり得ますが、ここでは主に高齢者に特に多い部位の骨折を取り上げます。別表は、高齢者で特に多い骨折の部位と、症状などを表にしたものですのでご参照ください。

 

高齢者は骨の細胞の新陳代謝も遅くなっているため、骨折しても若い人より治りにくくなります。骨折の治療開始は、若い人であっても早ければ早いほうがよいと言われています。「いつもの痛み」「ちょっとひねっただけ」と受診を遅らせていると、より治りにくくなってしまいますので、痛みが出たらできるだけ早く受診しましょう。

 

骨折が疑われる場合、受診するまでの間に応急処置として次のようなことに気をつけます。

 

(1)患部を動かさない…動かすと骨がずれたり、折れた骨で周辺の組織を傷つける恐れがあります。歩ける場合でも、医療施設から車いすや担架を借りるとよいでしょう。副木になるようなものをあて、包帯やタオルで固定します。副木は患部を中心に、その上下に関節がある場合はそこを動かさないように、広めの範囲で固定します。ただし、患部が明らかに曲がったりずれたりしている場合、無理に戻そうとしないようにしてください。
(2)患部を冷やす…傷ついた組織の炎症が広がり、組織が破壊されるのを防ぎます。氷嚢などをあてがいます。
(3)可能なら心臓より高く上げる…腕や手の場合は三角巾のようなもので吊るして固定する。腫れがどんどんひどくなるような場合は、心臓より高い位置に上げることで、腫れを抑える効果があります。これも、無理に行うことは禁物です。

 

救急車を呼ばなければならないのは、次のような場合です。
A 外傷ができている場合
B 痛みが強く本人が動けない場合
C 意識が悪かったり、顔面が蒼白になってくる場合(内出血がひどく、出血性ショックを起こしている危険があります)
D たとえ元気でも、どこかから落下するなど大きな衝撃を受けている場合

 

 

【参考】
厚労省 平成22年度国民生活基礎調査

 

●「高齢者の骨折」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
●「在宅医 ドクター上條に聞く」のコーナーをすべて見る

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内

テーマで記事を探す

高齢者の病気

高齢者のケガ

高齢者のかかりやすい主な病気

<症状別>病気との付き合い方

高齢者に起こりやすい事故

在宅医 ドクター上條に聞く

高齢者のがん

この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す