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高齢者の熱中症を甘く見ない!病院で受ける治療とは? ~高齢者の熱中症3

2015年8月14日

熱中症だから、涼しいところで休みながら水分補給すれば大丈夫……そう思われがちですが、特に高齢者では、軽症だと思っても病院できちんとした手当を受けるほうがよい場合があります。脱水から心筋梗塞や脳梗塞を起こすこともあり、見過ごしてしまう場合があるからです。病院でどのような検査や治療をするかを見てみましょう。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

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夏の体調不良は念のため病院へ

3_1前々回、熱中症の重症度分類IIで、自分で水分を飲めない場合、あるいはIIIに該当する症状がある場合は救急車を、と書きました。しかし、たとえIであったとしても高齢者の場合は念のため近医を受診しておいたほうがよいでしょう。

 

特に、高血圧や心疾患、糖尿病などの基礎疾患がある場合は要注意です。

 

心筋梗塞や脳梗塞の発作には、冷や汗や脱力感など、熱中症と紛らわしい症状を呈する場合があります。初期には食欲不振やだるさを訴えることもあります。また、糖尿病患者では低血糖の発作である場合もあります。

 

実際にこれらの病気の発作を、軽い熱中症と本人や周囲が思いこみ、手当が遅れたために命にかかわった事例もあるようです。そのため、医療機関で血液検査を受け、熱中症かどうかを確認したうえで適切な治療を受けることが勧められます。

 

医療機関で行われる熱中症の治療

3_2医療機関では、深部体温(直腸内で測定する)を測定し、血液検査で電解質の状態と、腎機能・肝機能などを調べます。

 

重症度IIまでの熱中症と診断がつけば、水分を補い電解質のバランスを正すための輸液を行います。輸液は体温を下げる役割も果たします。

 

IIIに至っている場合[救急搬送された場合]は、深部体温をできるだけ早く下げるための措置が取られます。患者の体の表面に水(あるいはアルコール)を霧吹きでかけ、ファンで風を送って冷やす、氷嚢で首、鼠径部の太い血管を冷やす、胃や膀胱にカテーテルを入れ、冷やした生理食塩水で臓器の内部を冷やすといったことが行われます。また手足を心臓方向へマッサージし、血流を滞らせないようにします。そのうえで多臓器不全など表れている症状に対応する治療が行われます。
腎臓の働きが弱っている場合は、人工透析を行う場合もあります。

 

医療機関に伝えなければならないこと

医療機関では、熱中症とその他の病気を鑑別するために、問診を細かく行います。特に持病がある場合や、飲んでいる薬がある場合には、それを必ず伝えましょう。また、前後数日間の体調や、気になる症状、食欲の有無や睡眠が十分であったか、飲酒の有無、どのような環境(温度・湿度・日当たり)にどれぐらいいたかなども伝える事項のひとつです。できれば家族などが付き添い、客観的に伝えることが大切です。

 

熱中症そのものが命にかかわる可能性があること、また命にかかわる他の病気が隠れている場合があることを十分に認識しておきましょう。

 

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