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あなたの声が、高齢者に必要なサービスを実現「医療・介護資源マップ」3

2016年10月28日

国と地方自治体から発信されている医療・介護の情報、「医療・介護資源マップ」が、私たち利用者にどのように役立つのかを、前回までお話ししてきました。
今回は、実際にそのマップを「使う」場面を想定しながら、お話しをしていきたいと思います。
インターネットで検索すると、身近にある医療・介護資源をリストにしたものや、地図上に記した「医療・介護資源マップ」が出てきます。実に単純な情報かもしれませんが、自分自身で簡単にアクセスできる情報として、ケアマネジャーやかかりつけ医とも、一歩進んだ話ができるのではないでしょうか。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/ 文:椎崎亮子>

 

 

【質問 地域の医療や介護の資源マップとはなんですか? ~70歳・要介護認定前】

各地域に、医療や介護の「資源マップ」というものがあると聞きました。どのように活用できますか?
(相談者:息子)

 

遠い故郷で一人暮らしをする父が、先ごろ脳梗塞で倒れ、右半身の麻痺と言語障害や嚥下の問題などの後遺症がのこりました。現在リハビリのため入院しています。父は自宅に帰ることを強く望んでいますが、私は仕事の都合で実家に長期間いられないので…(続きはこちら)

 

 

【 上條先生の回答 】前回からの続き  *前回(2回目)1回目はこちら

「少し遠いあの施設のサービスはどんな感じ?」という質問ができる

1「医療・介護資源マップ」を見ると、地域のさまざまな医療機関、医療サービス、介護事業所などが、どこにあるか一目でわかります。地図+情報のマップ形式ならば、自宅からの距離感がすぐにわかるのではないでしょうか。「前を通ったことがあるな」「ああ、あそこのことなんだ」など、具体的なイメージがわくのではないかと思います。

 

そうすれば、「ここでは、こんなサービスを提供しているのか」といった情報の把握ができたり、「ウチのお父さんには、このサービスが必要かもしれない」などの想像もつきやすくなると思います。

 

ケアマネジャーがケアプランを立てるとき、多くの場合は利用者のニーズに合うと思われるサービスを提供する施設や事業所を、利用者宅のもっとも近い所から選ぶのが通例のようです。利用者側があらかじめ身近にある医療・介護資源を知らなければ、ケアプランをみて初めて「あそこにこんな施設があるのか」と気付くことになるかもしれません。

 

ですが、事前に医療・介護資源マップなどで情報を得ていれば、「ここ以外の、あちらでも同じサービスを受けられますよね。どう違いますか?」とか「少し遠くても、あそこのサービスが気になるのですが、実際にはどんな感じかご存知ですか?」といった提案や質問が、ケアマネジャーに向けてできます。

 

他の地域のサービスを知ることもできる

ここからは少し応用編です。「医療・介護資源マップ」は、どこの自治体も同じように、平成30年度完成を目指して公表を進めています。つまり、介護を受ける人の住んでいる地域だけでなく、近隣の地域、あるいは別に暮らす家族のいる地域、またはそれ以外の地域でも、同じように公平な情報が得られるようになるのです。

 

相談者のように親御さんと介護する家族が遠く離れている場合、例えば、どちらの自宅の近くで医療・介護を受けるほうがよりよいかの比較も可能です。たとえば、ご実家のある地域ではお父様に必要な医療・介護サービスを見つけることが難しいが、相談者の住む地域であれば見つかる、といった場合、お父様の希望を前提に、引っ越しなどを視野に入れることもより具体的な選択肢として挙げられるでしょう。

 

「こんなサービスはないですか?」がより建設的に話せる

2さまざまな地域の情報を公平に見ることができると、「あちらにはあるのにこちらにはない」というサービスがいろいろあることに気づくでしょう。
そうすると、ケアマネジャーを通じて、「この地域にも、こういうサービスがほしい。隣の地域では実現しているようなので、なんとかならないですか?」といった相談も、多くなっていくはずだと思います。

 

このような一般市民による提案であっても、具体的で公的な情報(医療・介護資源マップ)を基にしているので、受け取る行政側に理解してもらいやすくなります。またそういった要望がいくつも積み重なれば、「隣の地域にはあるので、こちらの地域でも取り組もう」といった建設的な方向に、行政ぐるみで動く可能性も大いにあります。

 

たとえば「隣の地域には訪問診療を提供する医療機関がこんなにあるのに、なぜウチの地域にはないの?」といったことも、「医療・介護資源マップ」の公平な情報に基づいていることであるからこそ、行政側も真摯に改善に取り組めるのではないかと思います。

 

次回は、利用者側が意見や提案を上手に伝えていくことで、医療・介護の現場だけでなく、しくみや制度も変わっていくというお話をしたいと思います。

 

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プロフィール

kami上條内科クリニック院長・医学博士 上條武雄先生
1992年慈恵会医科大学卒業後、2003~2007年まで上野原市立病院内科勤務。2007年から横浜市内の在宅療養支援診療所3ヶ所に勤務の後、2011年に上野原市に上條内科クリニックを開業。地域を支える在宅医として、認知症ケア・緩和ケアなどにも力を入れる一方、アニマルセラピーの普及や、医療・介護が連携しやすい仕組みづくりにも取り組む。忙しく飛び回る毎日の癒しは愛犬のチワワたち(花音、鈴音ともに7歳)。自身でアニマルセラピーの効果を感じる日々。

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