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高齢者の健康と生活が向上!口腔ケアの必要性~高齢者の口腔トラブル1

2016年9月2日

歳を重ねるとともに、からだにはさまざまな変化が起きてきます。口の中もからだと同じく、老化に伴いトラブルが起きやすくなってきます。
高齢になると、むし歯や歯周病にかかりやすくなるばかりでなく、しっかり食物が噛めないことから低栄養に陥ることがあります。また、あごをしっかり動かせないと、脳への刺激が低下し認知機能に影響するといわれています。
さらに口の中が汚れたままだと、細菌が多く含まれた唾液が肺に流れることによる誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。
ですから高齢者は、口腔ケアをしっかりと行うことが、若い頃以上に大切になってきます。
口腔ケアを行って、口腔トラブルを未然に防ぐことは、全身の健康、楽しみのある生活にも関わる、大切なことなのです。
今回のシリーズでは、高齢者の口腔トラブルについて、原因や対策を考えていきます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄 / 文:星野美穂>

 

●「高齢者の口腔トラブル」をすべて見る

 

高齢者の口腔トラブルのチェックポイント

1高齢になってくると、唾液の分泌量が減少したり、歯が摩耗する、歯茎がやせてくる、あごや舌の運動機能が低下するといったことが起こってきます。そうした変化により、高齢者の口の中は、トラブルを抱えやすくなってきます。
寝たきりの高齢者では、口のケアを自分で行うことは難しいものです。身の回りのことを自分でできる方でも、麻痺があるなど手が不自由だったり、認知機能が衰えた場合には、自分で口腔ケアを行うことが難しくなってきます。
高齢者の口腔ケアを行うにあたり、まずはご家族や介護をされている方が、高齢者の口の中の状態を確認してみましょう。

 

▼チェックポイント
1. 歯や歯茎に食べ物のカスなどが残っていませんか
歯と歯茎の間だけでなく、頬の内側や唇の裏側にも食べカスが残っていることがあります。指でめくってチェックしましょう。

 

2. 炎症はありませんか
歯茎や頬の内側、舌などが赤くなっていたり、腫れや傷がないかを確認します。

 

3. 口臭はありませんか
口腔ケアが十分でないと、口臭も強くなります。

 

4. 口の中が乾燥していませんか
唇や舌がひび割れていたら、乾燥しているサインです。

 

5. 舌の色に変化はありませんか
舌の色が白っぽくなっていたり、苔のようなものがびっしりとついていたら、「舌苔(ぜったい」と呼ばれる状態です。

 

6. 入れ歯は合っていますか
入れ歯で食事をすることを嫌がったり、入れ歯がかかる部分が脹れていたりしたら、入れ歯が合っていないのかもしれません。

 

口腔トラブルの解消には、歯科医師による治療が必要になります。
上記のようなことがあるなら、歯科医師の診察を受けましょう。

 

口腔ケアの基本はブラッシング

口のトラブルを予防するための口腔ケアの基本は、ブラッシングです。
歯の汚れ(歯垢:しこう)は、細菌のかたまりです。歯垢は「バイオフィルム」と呼ばれる接着剤のようなもので、歯に強力にくっついています。水に溶けることもありませんので、うがいだけでは除去することはできません。
ですから、ブラッシングでこすり落とす必要があるのです。

 

就寝前の歯磨きが重要

2ブラッシングはいつ行うのが良いのでしょうか。
食後に歯磨きを行う方は多いと思います。食べ物のカスを除去するという意味では、食後は効率的です。ただし、口の中の細菌数は、食後はいったん減り、食事以外の時間帯や就寝後に大きく増えるのです。特に就寝時に口やのどに汚れが残っていると、寝ている間に細菌が含まれた唾液が肺に流れ込み、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。
就寝前の歯磨きは、特に重要です。

 

食べていなくても大切な口腔ケア

胃ろうや経管栄養を使用し、口から食物を摂っていないなら、ブラッシングは不要だと思われてはいませんか。
実は、食べていないとかえって口の中は汚れます。
唾液には、口の中の汚れを洗い流し、歯の表面をきれいにするなどの働きがあります。口を動かさないと唾液の分泌が少なくなり、口の中の汚れはたまっていってしまいます。
口から食べていない方でも、1日1回は口腔ケアが必要です。

 

歯科医師の指導を受けて

口腔ケアは、歯の形状や口のなかの状態、生活習慣など、一人ひとりに合わせたやり方が必要です。適切な口腔ケアを行うには、歯科医師の指導を受けるといいでしょう。
また、オアシスナビでは、高齢者の口腔ケアについて紹介しています。

 

→ プロが教える 口腔ケア

 

こうした記事を参考に、毎日の口腔ケアに取り組んでいただきたいと思います。

 

次回は、高齢者に多い口腔トラブルについて、その原因や対処法について取り上げます。

 

プロフィール

kami上條内科クリニック院長・医学博士 上條武雄先生
1992年慈恵会医科大学卒業後、2003~2007年まで上野原市立病院内科勤務。2007年から横浜市内の在宅療養支援診療所3ヶ所に勤務の後、2011年に上野原市に上條内科クリニックを開業。地域を支える在宅医として、認知症ケア・緩和ケアなどにも力を入れる一方、アニマルセラピーの普及や、医療・介護が連携しやすい仕組みづくりにも取り組む。忙しく飛び回る毎日の癒しは愛犬のチワワたち(花音、鈴音ともに7歳)。自身でアニマルセラピーの効果を感じる日々。

 

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