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かかりつけ医を持つと…こんなメリットが!~「高齢者のかかりつけ医」2

2016年8月12日

「かかりつけ医を作る」第2回は、かかりつけ医を持つメリットを紹介します。
患者さんの生活や、家族関係などの背景をよく知るかかりつけ医を持つことで、適切な医療に早くたどり着くことができますし、必要があれば適切な専門医へ紹介してもらうこともできます。
逆に、かかりつけ医を持っていないと、病院をハシゴして同じような検査を何度もやることになったり、診断が遅れることもあり得ます。
どんな医師にかかりつけ医になってもらえばいいのかということも、併せて考えていきます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

 

【質問 「かかりつけ医」ってどういう意味ですか? ~80歳・要支援2】

最近、病院に行くと「かかりつけ医を持ちましょう」というポスターを見かけますが、どんなメリットがあるのでしょうか?
(相談者:娘)

 

父は脳梗塞で倒れたことがあるものの、あまり介護の手がかからず元気に過ごしています。ですが、定期的に通院はしており、先日も父と一緒に病院へ行きました。すると、「かかりつけ医を持ちましょう」というポスターが目に入り…(続きはこちら)

 

 

【 回答 】前回からの続き  *前回(1回目)はこちら

受診すべき診療科がわからず、ドクターショッピング!?

1身体の不調を感じて医療機関に行こうと思ったとき、あなたは、どこに行きますか?

 

たとえば、頭痛が続いているとき、風邪かなと思って内科を受診。
内科で薬をもらったけれど治らず、近所の病院の脳神経外科を受診。
いろいろ検査をし、特に異常はないといわれたが、相変わらず頭痛は続いている。
目が疲れているから?それとも肩こりから来る頭痛?もしかしたら、もっと悪い病気かも。
次はいったいどこを受診すればいいの?

 

こんな経験はありませんか?
治らないからと、次々医療機関のハシゴをしていると、同じ検査を何度もやることになったり、もらった薬が重複するかもしれません。なにより、適切な治療にたどり着くまでに時間がかかることも考えられます。

 

かかりつけ医のメリットとは

かかりつけ医がいると、そうした事態を避けることができます。

 

かかりつけ医を持つメリットは次のようなものがあります。
・普段からちょっとした不調の相談や、健康診断をしてもらっていると、体質やこれまでの病歴などから病気が推察できる
・家族も診てもらっていれば、家族間の背景からも、病気を探ってもらえる
・必要に応じて、適切な専門医を紹介してもらえる
・余分な検査や薬をもらうこともない
・緊急時にも適切な対応がしてもらえる

 

上條先生はかかりつけ医について、「患者さんからすれば、一人の医師が全部の疾患を診てくれれば便利ですが、だからといってなんでもかんでも対応できるスーパーマンにはなれません。それに一人の医師が抱え込むと、治療が後手に回る可能性もあります。だからといって、『うちは専門外だからよそへ行ってくれ』と患者さんを放り出すのではなく、患者さんの相談に乗りつつ、患者さんの希望に合わせて紹介先を考えてくれるかかりつけ医を持つことが大切です」と話します。

 

大学病院の医師もかかりつけ医にできる?

では、かかりつけ医にはどんな医療機関の医師がふさわしいのでしょう。
どうせなら、大学病院の医師にかかりつけ医になってもらいたい?
それとも、気軽に通院できる、近所のクリニックがいい?
制度の面からも、かかりつけ医を考えてみましょう。

 

今の日本の医療機関は、大きく分けて下記の3つに分けられます。

 

・高機能病院(大学病院や特定機能病院)
・中小病院(500床未満の地域の病院)
・診療所・クリニック(19床未満の医療機関)

 

2今、国は医療機関の外来機能の分化を図ろうとしています。
日本の医療は、国民皆保険で誰でもがどこの医療機関でも受診できるフリーアクセス制です。
しかし、風邪など軽い病気であっても、大学病院など高機能病院を受診したほうが安心であるという、「大病院志向」が問題視されていました。
なぜ、「大病院志向」が問題視されるのでしょう。
その理由として、大病院に患者さんが集中して、いわゆる3時間待ちの3分診療になっていること。そのため、より高度医療が必要な患者さんに必要な医療が届きにくくなること。また、医師が必要以上に疲弊してしまうこと、などが指摘されています。

 

そこで、高度医療を担う大病院の外来を制限するため、かかりつけ医などから紹介状が無い場合、一定の料金を徴収するような制度ができました。

 

今年(2016年4月)からは、「特定機能病院、および一般病床500床以上の地域医療支援病院」は、最低金額として一律5000円(歯科は3000円)を初診料として徴収するように診療報酬が改定されました。
その分、中小病院や診療所には、かかりつけ医としての評価や、在宅医療を行う上での評価を充実させてきています。

 

高機能病院ではより高度な医療を重点的に行い、日常の診療は中小病院、または診療所の医師が担う。国の医療制度としても、そういう方向に進んでいます。

 

ですから、かかりつけ医とするなら、中小病院か診療所の医師を考えると良いでしょう。

 

次回は、そうした医師をかかりつけ医にするために、さらには在宅の主治医になってもらうために、患者側からどうアプローチすればいいのかを考えていきます。

 

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プロフィール

kami上條内科クリニック院長・医学博士 上條武雄先生
1992年慈恵会医科大学卒業後、2003~2007年まで上野原市立病院内科勤務。2007年から横浜市内の在宅療養支援診療所3ヶ所に勤務の後、2011年に上野原市に上條内科クリニックを開業。地域を支える在宅医として、認知症ケア・緩和ケアなどにも力を入れる一方、アニマルセラピーの普及や、医療・介護が連携しやすい仕組みづくりにも取り組む。忙しく飛び回る毎日の癒しは愛犬のチワワたち(花音、鈴音ともに7歳)。自身でアニマルセラピーの効果を感じる日々。

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