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靴が履けない、起立や歩行が困難…むくみの原因は?~高齢者のむくみ1

2016年7月15日

介護をしているご家族の中には、高齢者の“むくみ”を気にされている方も多くいらっしゃることでしょう。椅子(車椅子含む)に座っていることの多い高齢者を悩ませる足のむくみ。一見ご本人が気にしていない様子であることも多いのですが、靴が入らなくなったり、起立や歩行が困難になることもあります。なんとか楽にしてあげたいむくみのケア方法をさぐります。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

皮下組織に水分がたまっておきる“むくみ”

1お風呂やトイレの介助で、高齢者にズボンを脱いでいただくと、足の甲からふくらはぎにかけて、ぱんぱんに太くなっている。あるいは、足首には靴下やズボンのすそが食い込むように痕になっていて、その上下はぶよぶよと膨らんでいる……。ときには、靴がはけなくなってしまうほどの状態を目にされたご家族もいらっしゃることでしょう。

 

立ち仕事をするわけでもない、高齢の方たちの足が、なぜこんなにむくむのでしょうか。
むくみとは、医療の言葉では「浮腫(ふしゅ)」と書きます。簡単に言えば、なんらかの原因で血液やリンパ液の水分が血管・リンパ管の外へ浸み出して、皮下組織の細胞の間にたまっている状態を指します。

 

高齢者の足がむくむ原因は、実はとても多様です。

 

(1)感染症(蜂窩織炎 ほうかしきえん)など
(2)血行不良
(3)心臓や血管の疾患、腎臓の疾患によるもの
(4)降圧剤などの薬によるもの
(5)腹腔内のがん、特に子宮がんなどの婦人科がんの手術後に起こるもの

 

主なものでは、以上のような原因があります。
高齢であるがゆえに「しかたがない」ものもありますが、むくみは不快感を伴い、ADL(日常生活動作)の低下と深くかかわってきます。

 

すぐに医療者に相談したほうが良いむくみは?

さまざまな原因があるむくみですが、家族や介護者が発見して、できるだけ早く医師や看護師などに報告、相談したほうがよいものがあります。

 

(I)皮膚が赤く腫れた感じや、熱感を伴うもの
(II)ひざ下だけではなく、体全体や、顔にむくみが見られるとき
(III)いままでむくみがあまりなかった方に、急につよいむくみがみられたとき
(IV)痛みや違和感を強く訴える場合
(V)息苦しさや元気消失など、むくみ以外の症状が同時にみられる場合

 

(I)~(V)の場合は、深刻な体調不良や感染症の兆候のひとつとしてむくみが見られている状態です。この場合は、むくみ部分を触ったりさすったりせず、安静を保ち、医師あるいは看護師の指示を待ってください。

 

まずは足を高く上げて様子を見る

2上記(I)~(V)に該当しない場合は、足を台に載せた状態で椅子などに座ったり、リクライニング機能を利用して足を上げる、ベッドに横になるといった対処が有効です。物理的に、足(体の下方)にたまった水分を体の上方に戻す意味があります。

 

足を上げる高さは、ご本人が楽に感じる程度で十分です。心臓より高く上げなければならないということは必ずしもありません。
長時間ではなく、数分から数十分上げてみて、むくみが引けばそれでよしとします。
もちろん、座った姿勢にもどって足を下におろせば、またむくみが現れてきますが、ご本人がつらくなければOKです。
普段どの程度のむくみがあり、何分間足を上げていれば、どれぐらい引くかを、写真にとっておくと、医療者に相談するときに役立ちます。

 

次回は、むくんだ足のケアについて、もう少し詳しくみていきます。

 

プロフィール

kami上條内科クリニック院長・医学博士 上條武雄先生
1992年慈恵会医科大学卒業後、2003~2007年まで上野原市立病院内科勤務。2007年から横浜市内の在宅療養支援診療所3ヶ所に勤務の後、2011年に上野原市に上條内科クリニックを開業。地域を支える在宅医として、認知症ケア・緩和ケアなどにも力を入れる一方、アニマルセラピーの普及や、医療・介護が連携しやすい仕組みづくりにも取り組む。忙しく飛び回る毎日の癒しは愛犬のチワワたち(花音、鈴音ともに7歳)。自身でアニマルセラピーの効果を感じる日々。

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