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おひとりさまは、自宅で最期を迎えられる?「家で亡くなるということ」4

2016年4月29日

「家で亡くなるということ」、このシリーズでは、これまで家族の目線で自宅での看取りを考えてきました。
最終回の今回は、自分自身の最期、特に「おひとりさま」と呼ばれる家族のいない一人暮らしの方の、最期の準備についてを考えてみたいと思います。
<回答:上條内科クリニック 院長 上條武雄 / 構成・文:星野美穂>

 

 

【質問 自宅での看取り、本当にできるの? ~89歳 要支援1】

父が家で死にたいと話しています。でも、家で亡くなるということがイメージできません。
(相談者:娘)

 

同居している父が、「死ぬときには、病院ではなく家で死にたい」と言います。幸い父はまだ元気ですが、まもなく80代後半になります。今から最期のことを考えて…(続きはこちら)

 

 

【 上條先生の回答 】前回からの続き  *前回(3回目)2回目1回目はこちら

猫の行き先まで準備していった一人暮らしのNさん

110匹ほどの猫とともに、一人暮らしをしていたNさんのケースです。
80歳、男性、脳梗塞のため右半身に麻痺があり、ほとんど家のなかからは出られない生活でした。
自宅は持ち家で、介護サービスを受けて暮らしていました。介護保険で足りない部分は、自費でヘルパーを依頼して、独居を通していました。
ご家族はいらっしゃいませんでしたが、その土地に長く暮らしており、近所付き合い、友人関係は良好でした。近所の人が毎朝、安否確認のために顔を出してくれたり、仕事帰りに友人が猫の世話をしに寄ってくれるなど、人との結びつきが豊かな方でした。

 

Nさんの死は突然でした。ある朝、いつもどおりヘルパーが訪問すると、ベッドで冷たくなっているNさんを発見したのです。
寝ている間に脳梗塞を起こし、死亡したと考えられました。
ただ、Nさんは、自分の死を見越して、きちんと準備していました。
Nさんの一番の心配事は、子供のようにかわいがっていた猫たちの行く末でした。Nさんは友人に「自分が死んだら猫の里親探しをしてくれ」と依頼し、そのためのお金も預けていました。
また、葬儀屋とも契約し、自分の葬儀やその後の遺品整理の手筈も整えていました。
Nさんの友人やご近所の人にとっては突然の死でしたが、Nさん本人は準備を済ませて、安心して旅立たれたのではないかと思います。

 

準備が、死への不安の解消にもつながる

2このように、一人暮らしでも、自宅で療養し、自宅で亡くなることは可能です。
ただ、そのためには、介護サービスなどを受ける資金は用意しておく必要はあります。
また、自身が望む最期を迎えるためには、しっかりと準備をしておくことが大切です。
もちろん、家族がいても準備は必要ですが、「あとは家族にやってもらおう」と頼ることができます。

 

一人暮らしの方のほうが、問題意識を持って、死後の準備ができると感じています。
Nさんのように、自分が死んだあとの手筈を整え、遺品を整理しておくことが、「自分が死んだあとどうなってしまうのだろう」という不安から解放され、死ぬことへの怖さも軽減されることにつながるような気がします。
今は、おひとりさまが亡くなったあとの葬儀の手配や遺品整理をしてくれたり、人に見られたくないネット上のデータを消してくれるサービスなども存在します。
そうした情報を集めることも、自分の望む最期への準備となります。

 

●「家で亡くなるということ」の記事をすべて見る
●「在宅医 ドクター上條に聞く」のコーナーをすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る

 

●こちらの記事も参考に
→「終末期を家で過ごす」

 

 

プロフィール

kami上條内科クリニック院長・医学博士 上條武雄先生
1992年慈恵会医科大学卒業後、2003~2007年まで上野原市立病院内科勤務。2007年から横浜市内の在宅療養支援診療所3ヶ所に勤務の後、2011年に上野原市に上條内科クリニックを開業。地域を支える在宅医として、認知症ケア・緩和ケアなどにも力を入れる一方、アニマルセラピーの普及や、医療・介護が連携しやすい仕組みづくりにも取り組む。忙しく飛び回る毎日の癒しは愛犬のチワワたち(花音、鈴音ともに7歳)。自身でアニマルセラピーの効果を感じる日々。

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