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家庭や施設での感染拡大防止対策 ~高齢者の疥癬・白癬

2012年6月15日

疥癬・白癬は、薬の治療のほかに、家庭や施設での感染防止対策が重要です。最後にその予防法について触れておきます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

●「高齢者の疥癬・白癬」をすべて見る

 

疥癬の予防法

通常疥癬と角化型疥癬では、寄生しているヒトヒゼンダニの数が違うため、感染力が大きく異なり、したがって感染防止対策も変わってきます。ですが、基本はどちらも「ヒトヒゼンダニ対策」です。

 

ヒトヒゼンダニは、
(1)人の皮ふの温度・湿度が生存に必要
(2)50度以上の高温で10分以上生きられない
(3)布地を通り抜けられない
という3つの性質を上手に利用することで感染を防ぐことが可能です。

 

通常疥癬では、ダニの数が数十匹~1000匹以下なので、感染力はそれほど強くありません。患者さんの隔離や殺虫剤を撒くことは不要です。家庭では
A:皮ふを密着させるマッサージや手をつなぐこと、同室で寝ることなどを避ける
B:洗濯ものは念のため家族のものと別に洗う
C:衣類や寝具、タオルなどを共用しない
といったことで防げます。

 

角化型疥癬ではダニの数が100万~200万と桁違いのため、感染力は強力です。患者さんから落ちたかさぶた、垢、皮ふ片は多量のダニを含み感染源となるため、通常疥癬のA~Cに加えて、
a:個室隔離での管理(通常1~2週間)
b:介護・看護者は看護着、帽子、手袋の着用が必要
c:洗濯ものは熱処理あるいは殺虫剤処理
d:入浴順序を最後にするか浴室を別にする
e:患者さんの居た場所の殺虫剤を併用した清掃
f:ふれあった可能性のある人(見舞い客も含む)への感染可能性の伝達
などが必要となります。

 

具体的な対策は表にしましたので参照してください。

 

 

白癬の予防法

白癬の感染予防対策は、白癬菌の対策となります。白癬菌は人の皮ふの温度湿度を好むうえ、
(1) 衣類、タオル、足ふきマット、履物などを共用しない
(2) 高温多湿を避け、室内に落ちた患者さんの皮ふ片や毛、白癬菌の胞子を良く清掃する
(3) 患者さんのケアのあとは手洗いをよくする
の3点がポイントとなります。

 

白癬は飼育しているペット動物(犬・猫)から感染する場合があります。動物は獣医師に診せ、必要であれば適切な治療を受けさせてください。なお、疥癬は動物にもありますが、動物に寄生するヒゼンダニは人間に疥癬を引き起こすことはありません。

 

疥癬も白癬も、適切な感染予防が必要です。ですが過剰な対応は患者に疎外感を与え、深く傷つけることになります。医療者や介護の専門家とよく相談し、適切な対応を心がけましょう。

参考:病院・施設で疥癬が発生したら…【PDF】

 

 

 

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