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かゆい! を放っておかないで ~高齢者の疥癬・白癬

2012年5月25日

5月の末ごろには気温も高くなり、汗をかきやすくなります。6月は梅雨に入り、じめじめして、健康な若い人でも皮ふのトラブルが増える時期です。
特に高齢者は、皮ふのバリア機能が衰え、全身の免疫機能も下がるため、皮ふの感染症にかかりやすくなっています。今回は、高齢者福祉施設などでも感染が問題となることのある皮ふの感染症、疥癬=かいせんと白癬=はくせんについて考えます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

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疥癬・白癬とはこんな病気

虫さされやあせもなど、よくある皮ふトラブルにまぎれて見過ごしがちなのが疥癬(ヒゼンダニ感染症)や白癬(皮ふ糸状菌=しじょうきん症)です。強いかゆみがあったり、いつもと違うと感じる皮ふトラブルは、早めに皮ふ科の専門医に相談することが大切です。市販のかゆみ止め等を漫然と使い続けていると、状態を悪化させることがあります。特にステロイドの入った塗り薬は禁忌です。また疥癬や白癬は人から人へうつることがありますので、治療と同時に、感染防止対策が家庭内や施設内で必要になります。それについても専門家のアドバイスをよく聞くことが大切です。

 

疥癬は、ヒゼンダニという人の皮ふに寄生するダニが、皮ふの角質層に寄生して皮ふに穴を掘る(疥癬トンネルと呼ばれる)ことによって起こる感染症です。赤い発疹や丘疹(盛り上がった発疹)が顔や頭を除く全身、特に手のひらや指の間、おなかや胸、腕や足などに多数でき、かゆみが強く、長く続くようなら、疥癬(通常疥癬)の疑いがあります。また、免疫力の低下した方で、頭部も含む全身、特に手足やひじ、膝、おしりなどに垢が厚くなったような白~黄色っぽいかさぶたのような状態が見られたら、かゆみはなくても角化型疥癬(重篤な疥癬)が疑われます。

 

白癬は、カビの一種である真菌(皮ふ糸状菌)が皮ふなどに寄生して起こる感染症です。代表的なのは足の水虫ですが、体や頭(頭髪)、手の指、手足の爪などにも起こります。足以外に症状が出ている場合、本人や家族に足に水虫があることも多くあります。湿疹など他の疾患と見分けにくいものもあり、素人判断は禁物と考えてください。

 

皮ふの感染症だからと軽く考えていると、特に糖尿病の方は重症化し、*蜂窩織炎=ほうかしきえんなど広範囲に影響を及ぼす場合もあります。主な疑わしい症状を一覧表にしましたのでご参照ください。

 

 

疥癬・白癬で気をつけること

もし、疥癬や白癬を疑う症状が見られたら、まずはタオルや浴用マット、寝具などを患者さんと共有しないようにしてください。特に疥癬を疑う場合は、洗濯ものを別にし、ビニール袋などに密封して医師の判断を仰ぎます。

 

適切な治療を併用することで感染は防げますが、重篤な疥癬の場合、本人を隔離することが必要な場合もあります。デイサービスやデイケアなど施設に行っている場合は、施設での感染もあり得ますので、施設にも連絡します。ただし「うつる」という言葉は患者さんを非常に傷つけてしまうものですので、看護・介護をされるご家族は十分な配慮をしましょう。

 


*蜂窩織炎 真皮(皮ふの深いところ)から皮下組織にかけて広い範囲の感染症で炎症を起こし、赤く腫れて膿み、熱感や痛みなどを伴う。発熱や頭痛、関節痛などを伴うこともある。毛穴や汗腺、外傷や白癬症で傷んだ皮ふから黄色ブドウ球菌などが入り込み感染して起こることが多い。

 

参考:日本皮ふ科学会ホームページ

 

 

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