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「食べられない」高齢者のために、自宅ですぐできるケア~摂食・嚥下障害3

2015年7月17日

摂食・嚥下障害の大きな問題は、誤嚥性肺炎を引き起こすことだけでなく、脱水や低栄養をもたらし、さらに食べる喜びを失くしてしまうことです。でも、正しいケアを行うことで、誤嚥性肺炎を予防し、さらに食べる喜びを取り戻すことができることがあります。
今回は、摂食・嚥下障害のケアの方法をご紹介します。食事でむせが出たからといって食べることをあきらめるのではなく、食べられるようになる手段があるということも、知っておいていただきたいと思います。
<監修:上條内科クリニック 院長 上條武雄 / 文:星野美穂>

 

●「高齢者の摂食・嚥下障害」をすべて見る

 

「口のなかをきれいにする」と唾液も出て来る

job_shikaeisei誤嚥性肺炎の原因となる、口のなかの細菌量を減らすためには、ブラッシングなどの口腔ケアが欠かせません。
また、ブラッシングは口腔内を清潔にするだけでなく、唾液の分泌を促します。唾液の分泌が良くなれば、食べ物もおいしくなり、飲み込みも良くなります。

 

●口腔ケアの方法
(1)食後、お茶などを口に含み「くちゅくちゅ」と口の中をゆすぐ。ゆすいだお茶は、吐き出す
(2)歯ブラシは、毛先が小さ目で柔らかいもののほうが磨きやすく、歯肉を傷つけにくい
(3)歯磨き粉は使わない、もしくは少量で歯磨きをする
(4)歯と頬の間に食べ物が残りやすいので注意する
(5)舌や上あごにも汚れがつきやすいため、柔らかい歯ブラシや舌専用のクリーナーで、奥から手前に10回程度ブラッシングする。粘膜を傷つけないよう、口の中が湿った状態で、軽い力で行う
(6)自分でできない場合は、介護者が行う

 

歯石を取ったり、口のなかの状態を正しく評価することは、専門家でないとできないことです。口腔ケアの正しい方法も、専門家から教えてもらったほうが良いでしょう。
口腔ケアについては歯科医師に相談しましょう。最近では自宅に訪問して診療してくれる訪問歯科も増えています。

 

「口まわりの筋肉を鍛える」とスムーズな咀嚼が可能に

2食べ物を上手に噛むためには、舌や頬など口のまわりの筋肉を使います。口のまわりの筋肉も、からだの他の部分と同じく、使っていないと機能が低下してしまいます。
口まわりの筋肉を動かして、舌や頬がなめらかに動くように訓練しましょう。
日本訪問歯科協会のホームページでは、よく噛むためのリハビリテーションとして、以下の方法を紹介しています。
●口まわりの運動
(1)舌を出したり引っ込めたりする
(2)ほおをふくらませたり、へこませたりする
(3)舌先を、左右の口角につける
(4)舌先を唇の上と下につける

 

日本訪問歯科協会ホームページより

 

このほか、嚥下障害のリハビリテーションとしては、食べ物を口に入れないまま「ごっくん」と飲み下す練習をしたり、凍らせた綿棒でのどを刺激して嚥下反射を引き起こす方法などいくつもの訓練がありますが、その方の状態に合わせて正しい方法で行うことが必要なので、専門家のアドバイスを受けたほうが良いでしょう。専門家への相談方法については、次回で紹介します。

 

「飲み込みやすい食事の工夫」でむせを防止

摂食・嚥下障害がある場合、飲み込みやすい食べ物のかたちは、

・適度な粘度をもち、噛むとペースト状となるもの
・口の中で適度な大きさのかたまりになりやすいもの
・性状が均一なもの

といったものです。

 

反対に飲み込みにくいものは、

・サラサラの水分
・もちやこんにゃくなど粘度や弾力性の高いもの
・歯や上あごに張り付きやすいもの
・カステラやおからなどパサパサ、ボロボロしているもの
・繊維の多いもの

などになります。

 

摂食・嚥下障害が軽度の場合は、普通の食事を柔らかく調理すればよいですが、中等度以上では柔らかく調理したものをミキサーなどにかけてペースト状にする必要が出てきます。水分も、そのままではむせてしまいやすいため、市販のトロミ剤などを使ってとろみをつけます。
トロミ剤もさまざまな種類が出ています。濃度や溶けやすさ、成分、価格などそれぞれ違うため、使いやすいものを見つけたいものです。

 

このようなケアは、家族だけでは難しいものがあり、また専門的な知識を必要とすることもあります。専門家の力を借りることも必要です。

 

次回は、摂食・嚥下障害のケアを相談できる専門家を見つける方法を取り上げたいと思います。

 

●「高齢者の摂食・嚥下障害」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
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