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更年期以降に起こる「性器出血」の治療~高齢者の婦人科系疾患2

2015年5月15日

前回・今回と、高齢女性の性器出血の原因となる疾患と治療をとりあげています。
更年期以降の女性では、女性ホルモンの低下とともにさまざまな症状が現れることが知られています。しかし、こうした症状は、以前はあまり重要視されることはなかったようです。日本の高齢化が進み、症状を訴える患者さんが多くなったことから注目されることが多くなってきました。
生活の質にも関わる問題でもあります。高齢女性のからだのメカニズムを知り、訴えを受け止めて対処することが、QOL向上につながります。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄 / 文:星野美穂>

 

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女性ホルモンの低下で起こる「萎縮性膣炎」

1高齢の女性の性器出血の原因でもっとも多いのが萎縮性膣炎です。
女性は加齢とともに、卵巣の機能が衰え、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が低下します。すると、膣の壁が薄く乾燥しやすくなり、膣を正常に保つ機能が低下してきます。そのため微生物が増殖し、出血やかゆみなどの症状を引き起こします。
これが、萎縮性膣炎です。

 

自覚症状としては、膣の痛み、灼熱感、乾燥感、かゆみ、違和感、性行痛、出血・おりものなどがあります。ひどくなると外陰部が癒着して閉じてしまうこともあります。
原因がエストロゲンの分泌低下によるものなので、治療はエストロゲンの補充をすることです。いわゆる「ホルモン補充療法」です。

 

エストロゲン含有クリームで治療

2「ホルモン補充療法」というと、更年期障害を治療する錠剤の服用を思い浮かべるかもしれませんが、萎縮性膣炎の治療では飲み薬を使うことは少なく、膣に入れる「膣錠」など局所に作用する薬を使うことがほとんどです。

 

また、膣錠も、膣内の乾燥により膣錠が溶けきれず効果を示さないことも少なくなかったことから、最近ではエストロゲンを含有したクリーム剤が使われることも多くなってきています。膣内に塗らなくても、外陰部に塗れば効果を表します。

 

エストロゲン含有クリーム剤は、医師が処方するもの以外でも、「バストミン」という市販薬が薬局で販売されています。医師に相談の上、そうしたものを使ってみても良いでしょう。

 

注意を要する子宮がん

一方、高齢女性の出血で注意が必要なものとしては、子宮頸がんと子宮体がんです。
子宮頸がんは、30代の発症も珍しくない、若い人にも多いがんです。子宮頸がん初期症状は無症状ですが、子宮頸がんが進行すると、月経以外で出血がある不正出血が起こったり、血性のおりものが増えたり、下腹部痛を覚えたりします。

 

子宮体がんは、50歳以上の高齢の女性でみられるがんです。ごく早い段階でも不正出血が起こることがあります。出血の量は、おりもののようなものから大量出血までさまざまです。

 

どちらも、膣から器具を挿入して細胞を採取する比較的簡単な方法で検査することができます。
これまで検査をしたことがなければ、婦人科や産婦人科に紹介してもらい、早めに検査することをお勧めします。

 

原因特定に必要な情報は

こうした疾患のほか、性器出血は下着との摩擦や、排便・排尿後の清拭、性行為などで起こります。原因をさぐるためには、性器出血が起こり始めた時期、どこから出血しているか、出血の量と持続期間、痛みなどのほかの症状、産婦人科の疾患の既往、ほかの病気の既往、服用中の薬剤などの情報が必要です。

 

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