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おむつや下着に血?「性器出血」の原因は?~高齢者の婦人科系疾患1

2015年5月8日

ずいぶん前に閉経したはずなのに、下着やおむつに血液がついていたらびっくりしますね。
実は、閉経後の女性でも、性器から出血することは少なくありません。
ただし、老年期での出血は、思春期から更年期にかけての出血とはその原因となる疾患は大きく異なります。高齢の女性で起こる性器出血について、その原因や対処法をまとめました。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄 / 文:星野美穂>

 

オムツに月経のような出血が・・・

172歳のA子さんは、脳梗塞で寝たきりとなり、娘のB美さんの介護を受けています。

 

ある日のオムツ交換のとき、B美さんはオムツに血液がついていることに気が付きました。
といっても、月経のような出血ではなく、おりものに血が混じったような赤茶色の付着物です。
2、3日様子をみていましたが、オムツを変えるたびに少量ですが出血しています。また、気候が暖かくなってオムツが蒸れているのか、A子さんがかゆみを訴えてきました。

 

ためしに市販のかゆみ止めを使ってみましたが、その時はかゆみが止まっても、またしばらくするとかゆくなるようです。
訪問診療の医師に相談してみようかとも思いましたが、内科の医師に婦人科のことを聞いても良いのか迷っているところです。

 

高齢者で多い「器質性出血」

2膣からの出血で月経によるもの以外の出血を「不正性器出血」と呼びます。不正性器出血は、「機能性出血」と「器質性出血」に分けられます。

 

機能性出血とは、女性ホルモンによる子宮内膜の反応として出血が起こるもののこと。女性ホルモンの分泌が低下した高齢者で機能性出血が起こることはまれです。

 

一方、炎症や腫瘍、外傷による子宮や膣の組織が障害されて起こる出血を、器質性出血といいます。
器質性出血の原因のなかで最も多いものが、萎縮性膣炎による出血です。

 

一方、子宮頸がんや子宮体がん、卵巣がんでも、出血が起こることがあります。子宮体がん、卵巣がんは特に高齢でかかる患者さんが増えています。
また、骨盤の底で子宮や膀胱を支えている、骨盤底筋群という筋肉が衰えることで子宮が下がり、膣から飛び出してしまう子宮脱でも性器出血することがあります。

 

このほか、脳梗塞や心筋梗塞を予防するための抗血小板薬という薬や、乳がん術後のホルモン補充療法を行っていることにより、出血を起こすこともあります。

 

まずはかかりつけ医に相談を

このように、高齢者の女性の性器出血の原因にはさまざまなものがあります。原因を明らかにするには、きちんとした診察や検査が必要です。

 

B美さんは迷っていましたが、まずはかかりつけの主治医に相談してみましょう。家庭医として総合的な知識と経験を持つ医師なら、婦人科の専門医でなくても診断・治療できる事例も少なくありません。
かかりつけ医に診察してもらった上で専門医の診断が必要なら、かかりつけ医から紹介してもらったほうが、治療もスムーズです。

 

次回は、高齢女性の性器出血のもっとも多い原因と、治療をとりあげます。

 

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