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尿失禁・頻尿・残尿・排尿痛…高齢者のトイレの悩みの原因は?~排尿障害2

2015年3月20日

高齢になるに従い、排尿の問題が出やすくなります。特に尿失禁は多く、高齢者では3人に1人の割合で尿失禁がみられるといわれています。また、尿失禁はほとんどの年齢層で男性よりも女性に多くみられます。
加齢に伴い増える排尿障害の原因についてまとめました。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄 / 文:星野美穂>

 

●「高齢者の排尿障害」をすべて見る

 

排尿の障害の種類

sick1尿失禁だけでなく、排尿の異常には頻尿(短時間に何度もトイレにいきたくなる)や尿が出づらい、残尿感がある、排尿時に痛む、尿意を感じられないなどさまざまな症状があります。
こうした排尿障害には、大きく分けて「排尿障害」「蓄尿障害」のふたつがあります。

 

膀胱の収縮力が弱い、前立腺肥大症があり尿の出口が狭まっているために排尿がうまくできないといった尿を出す機能の障害が「排尿障害」です。

 

膀胱が尿を溜める間に膀胱が勝手に収縮し我慢できずに尿が漏れたり、尿道を締める力が弱まりくしゃみや重いものを持つなど腹圧がかかった時に漏れるなど、尿を溜める機能の障害を「蓄尿障害」といいます。

 

さらに、病態によって4つのタイプに分類されます。

 

排尿障害のタイプ 病態 主な原因
 排尿障害  溢流性(いつりゅうせい) 排尿ができず、膀胱で尿が充満して一番抵抗の弱い尿道から尿がもれる 前立腺肥大症、前立腺がん、糖尿病性末梢神経障害、椎間板ヘルニアなど
 蓄尿障害  切迫性 急に強い尿意が生じ、我慢できずトイレにたどり着く前に尿がもれてしまう 尿路感染、過活動膀胱など
 腹圧性 咳、くしゃみ、運動時など腹圧時に尿漏れが生じる 尿道閉鎖圧低下、骨盤底弛緩など
 その他  機能性 認知症があってトイレの位置がわからない、運動障害によりトイレに行く間にもれてしまう 認知症、四肢運動障害

 

 

加齢に伴うからだの変化が排尿障害の原因

なぜ、高齢になるに従い、排尿障害が増えてくるのでしょうか。

 

大きな要因は加齢です。
加齢に伴い、膀胱にためておける尿の最大量(膀胱容量)は減少する傾向があるためです。また、尿意を感じてから排尿をこらえる能力も加齢により低下します。さらに、排尿後に膀胱に残る尿の量(残尿量)も加齢に伴って増えてきます。

 

それに加えて女性は、更年期に入りエストロゲンの分泌量が減少するため、尿道が短くなり、尿道の内側を覆う組織が薄くなります。こうした変化により、尿道括約筋をしっかりと閉じる能力が低下します。

 

男性は、尿が膀胱から尿道を通って排出される勢いが弱くなり、尿が膀胱に残るようになります。特に前立腺が肥大した場合は尿道が狭くなり、出し切れず膀胱に残った尿がちょろちょろともれるようになります。

 

薬が原因の排尿障害にも要注意

sick2こうした加齢に伴うからだの機能の変化とは別に、薬の影響で排尿障害が起こることがあります。

 

総合感冒薬のような市販の医薬品でも、尿が出づらくなったり、まったく出なくなることがあります。このほか、過活動膀胱治療薬、胃腸薬、下痢止め薬、抗精神病薬・抗うつ薬、抗不整脈薬などでも排尿障害を引き起こす場合があります。

 

薬を使い出して、尿が出づらい、逆に頻尿になった、尿がもれるようになるなどのことがあったら、薬が原因であることも考えて、医師や薬剤師に相談してみましょう。

 

排尿障害はQOL低下につながる

尿失禁をはじめとする排尿障害は、放置されていることも少なくありません。
診察が恥ずかしい、怖いという思い、またはよくある老化現象だと思い込んでいるため受診に結びつかないのです。
また、いのちに直接関わらず、緊急性が薄いこともその理由の1つとなっています。
しかし、尿失禁は高齢者の生活機能の自立を阻害する要因であり、身体機能の維持や社会活動にネガティブな影響を及ぼします。

 

排尿障害があると、外出や運動を控えたり、知人や友人との付き合いに支障が生じるなど、個人の活動範囲が制限されます。それは生活の質を損なうとともに、介護者の負担増加にもつながります。
排尿障害は改善策や予防策をいかに立てるかが課題となります。

 

次回から、その方法を探っていきます。

 

●「高齢者の排尿障害」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
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