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高齢者の肌はなぜ乾燥する?スキンケア保湿剤の種類と特徴

2014年11月14日

20141114高齢者の肌は、乾燥しやすいもの。ただし、適切なスキンケアで乾燥は防ぐことができます。高齢者のスキンケアに使われる保湿剤をご紹介します。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

 

 

 

 

高齢者の肌が乾燥しやすい理由

皮膚は、外界からの有害物質の侵入を防ぎ、体内の水分の喪失を防ぐ重要なバリアとしての役割を果たしています。そのバリア機能を担うのが、皮膚の一番外側にある「角層(かくそう)」です。
この角層に含まれる水分量が減少すると、皮膚がかさついた状態になります。角層の水分量を決定するのは、角層の中の脂質の量と、その他の保湿因子です。

 

保湿因子とは、
(1) 皮脂腺から分泌される皮脂
(2) セラミドを中心とする角質細胞間脂質
(3) アミノ酸や尿素など角質内天然保湿因子

です。

 

保湿のために重要なのは、特に(2)と(3)です。
これらが豊富にあると肌はみずみずしく、刺激や乾燥にも強くなります。しかし、これらの保湿因子は加齢とともに減少してくることが知られています。そのため、高齢者の皮膚は乾燥して敏感になり、肌荒れしやすい状態になってしまうのです。

 

老人性乾皮症とは

皮膚が乾燥してくると、刺激に敏感になります。
そのため、普段はかゆみとして感じないわずかな刺激にも敏感に反応して、「かゆい」と感じてしまうのです。
湿疹やじんましんなど明らかな異常はみられず、ただかゆさだけを感じるのが、「老人性乾皮症(ろうじんせいかんぴしょう)」、または「老人性皮膚搔痒症(ろうじんせいひふそうようしょう)」です。
この状態であれば、適切なスキンケアを行えば症状を改善することができます。
しかし、かゆいからといって掻いてしまうと、皮膚が傷つき、赤く腫れたり湿疹が出たりして、どんどん症状が悪化していきます。
そうなると、「皮脂欠乏性湿疹(ひしけつぼうせいしっしん)」となり、保湿だけで症状を抑えることはできません。
皮脂欠乏性湿疹となる前に、適切なスキンケアで保湿を行い、皮膚の乾燥を防ぎましょう。

 

保湿剤の種類と特徴

皮膚の保湿には、保湿剤を使います。
保湿剤には、その機能や特徴により、さまざまな種類があります。肌に合う、合わないもあるので、いろいろ試してみましょう。

 

●白色ワセリン
皮脂のように被膜を作って水分の蒸発を防ぎます。肌を保護し、角層の水分保持を目的として使用します。皮膚に浸透しないので、刺激やかぶれがほとんどありませんが、多少べたつきます。白色ワセリンでもかぶれる場合、白色ワセリンをさらに精製し、不純物を取り除いたプロペトという製品もあります。
どちらも医療用医薬品として医師に処方してもらえるため、安価に入手することができます。

 

●尿素軟膏
天然の保湿因子である尿素を配合した軟膏です。水分保持作用と角質を柔らかくする作用を併せ持ち、角層の水分量を増加します。人によっては使用時に、ピリピリとした刺激がある場合もあります。
医療用医薬品として入手できるほか、市販品もあります。

 

●ヘパリン類似物質軟膏
「ヒルドイド」という名前のローションや軟膏があります。ヘパリン類似物質は高い水分保持作用と血行促進作用を併せ持っており、以前は皮膚科などで主にしもやけの治療薬として使用されていました。
乾皮症に保険で使えるようになってからは、医師が処方する保湿剤の主流になりつつあります。ただし、皮膚の状態によっては、しみるなど刺激がある場合もあります。

 

●セラミド配合軟膏
角層の水分保持のための保湿因子の主体となっているセラミドを配合した軟膏です。保湿効果を有し、乾燥などの症状を改善させる効果があります。
医師が処方するものではなく、ドラッグストアなどで購入することができますが、白色ワセリンなどと比べると高価です。また、製品によりセラミドの配合量も異なるため、購入の際に確認しましょう。

 

赤く腫れたり湿疹ができたら医師に相談を

肌が乾燥してかゆくなる⇒かゆいから掻く⇒皮膚が傷つきかゆみが増す⇒掻きむしってしまう…こうなってしまったら、保湿剤だけでは改善しません。ステロイドが入った外用薬を使用してかゆみの悪循環を断ち、その後保湿剤を上手に組み合わせていくことが大切です。
かゆみそのものに対しては、かゆみを抑える作用を持つ抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬も有効です。特に、抗ヒスタミン薬は眠くなるという副作用を利用して、かゆみで眠れないと訴える人に使う場合もあります。

 

次回はスキンケアをしっかりしても乾燥してしまう場合の対策についてみていきます。

 
● 「高齢者の肌の乾燥・かゆみ」 の記事をすべて見る

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