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注意すべき失神とは~高齢者の失神

2014年7月11日

sissinn3血圧低下が原因で起こる失神は、その後の生活に影響を及ぼすことは少ないことを、前回説明しました。

 

一方、危険な病気の兆候である失神もあります。今回は、そうした注意すべき失神の特徴や、失神したときの対処法をお知らせします。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

前触れなく意識がなくなる失神

前回紹介した、血圧低下が原因で起こる失神の場合、直前に悪心(おしん)がしたり、冷や汗をかいたり、視界が暗くなるなど、前駆症状を伴うことが少なくありません。

 

一方、こうした前駆症状を伴わず、いきなり失神することがあります。このような突然の失神の原因として、不整脈が隠れていることがあります。

 

不整脈とは、心臓が血液を送り出す拍動(脈)が異常に早くなったり、非常に遅くなったり、もしくは脈が飛ぶなど、拍動のリズムが狂うことです。不整脈を起こすと、心臓が正常に血液を送り出せなくなり、血圧が低下して失神することがあります。

 

不整脈がすぐに停止すれば失神からもすぐに回復しますが、持続すれば突然死に結びつくこともあります。また、不整脈は放っておくと脳梗塞など命に関わる疾患につながることもあります。ただし、不整脈は症状が現れないことも多く、不整脈を起こしていることに気が付かないことも少なくありません。

 

失神の前に胸の痛みや動悸、息切れを訴えたとき、もしくは前兆なく突然失神した場合は、不整脈など心臓の病気を疑う必要があるでしょう。

 

前々回紹介したケース3のCさんも、リハビリテーションでの運動が誘因となり不整脈を起こし、失神した可能性があります。健康診断で不整脈を指摘されていたことからも、後日心臓の検査を行ったほうが良いケースです。

 

失神を繰り返す場合には原因の確認を

また、不整脈以外でも、急性冠症候群*や大動脈弁狭窄症**、肥大型心筋症***など心臓の病気や、肺塞栓などの肺の病気、脳梗塞やくも膜下出血など脳の病気、糖尿病治療薬による低血糖などでも、意識を失うことがあります。

 

失神発作の多くは一度きり、もしくは長い期間発作を繰り返すことは少ないものです。

 

頻繁に転倒を繰り返す高齢者が、実は心臓疾患が原因の失神発作を繰り返していたという話も聞きます。転倒の影に失神が隠れていないか、そして失神の影に何らかの疾患が隠れていないか、その原因は確認する必要があります。

 

*急性冠症候群
心臓に酸素と栄養を届ける太い血管(冠動脈)が詰まり、心臓の組織にダメージを与えることで起きる。不安定狭窄症や急性心筋梗塞を指す。

 

**大動脈弁狭窄症
全身に血液を送り出す左心室の出口にある、大動脈弁の開放が制限されて狭くなった状態を指す。

 

***肥大型心筋症
高血圧や弁膜症など心肥大をおこす明らかな他の原因なしに、左室もしくは右室心筋の異常な肥大を起こす疾患。

 

あわてず横にして回復を待ちましょう

失神を起こした場合は、まず横にして意識の回復を待ちましょう。そのなかで失神前の状況を良く思い出すことで、失神を起こした原因が推測できることもあります。

 

前回紹介したような、低血圧が原因の失神を起こしやすい状況にあり、すぐに意識を回復した場合は、あわてて救急車を呼ぶ必要はないでしょう。心配であれば、かかりつけ医に判断を仰ぎましょう。

 

横にしてもすぐに意識が回復しない場合は、緊急に医療機関に行くことはもちろんです。一方、すぐに意識が回復した場合でも、念のため後日検査を受けて原因を確認したり、服用している薬に失神を起こしやすくする薬がないかどうかを確かめおいたりすることが大切です。

 

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