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不快な吐き気に自宅で対処する方法~高齢者の嘔吐・吐き気4

2014年6月20日

hakikeouto4嘔気(吐き気)をもよおした際、よく言われるのが「自宅で安静にして様子を見る」という指示ですが、吐き気の不快感はがまんしづらいものです。できるだけ不快感を押さえる方法を考えます。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

●「高齢者の嘔吐・吐き気」をすべて見る

 

 

 

 

自宅で安静にして様子を見る場合の条件

かかりつけ医で、脳や心臓の発作、糖尿病のケトアシドーシスなど、緊急性が高く生命に危険のある可能性が除かれ、感染性の胃腸炎や、あらかじめ予測されていた抗がん剤の副作用など、自宅で安全に見守りができるとわかっている場合に限ります。また、容体が変わった場合(ひどい頭痛や、呼吸・血圧が変化する、意識が悪くなる)、また明らかに脱水がひどい場合は、再度かかりつけ医に連絡を取り、医療機関受診等の指示をもらってください。

 

誤嚥しにくく楽な姿勢をとるポイント

横になるときに、仰向けの姿勢では、嘔吐が急におこった場合に、嘔吐物でむせてしまう危険が高くなります。顔を横に向けると、むせて誤嚥することを防げます。

 

体も、左側を下にした横向きが楽だといわれますが、ご本人が楽なようにするのが一番です。上体を高くしたほうが楽であればベッドを少し起こします。衣類は極力腹・胸を締め付けないようにし、暑さ、寒さを感じないようこまめに温度調節をします。

 

強い光など、目から入る刺激が気になる場合は、カーテンを閉め、照明を落とすなどします。

 

胃のあたりを冷やす

どうしても吐き気が辛い場合は、胃のあたりに氷嚢などを当て、軽く冷やすと楽になることがあります。ただ、下痢も併発している場合は、あまり冷やすと下痢が強くなりますので、注意が必要です。額を冷やすと楽になるという方もいるようです。

 

無理に吐かない、がまんしない

指を喉に突っ込んで吐くのは、咽頭反射を利用したものですが、喉を傷つけたり、無理に吐こうとして、余計に負担がかかったりすることもあります。また、塩水を飲むのも逆効果になります。吐きたいときにがまんせず吐けるよう、またトイレに歩いて行ける場合でも、途中でふらついて転倒することがないように、洗面器やタオルなどをすぐ手の届く場所に置いておくようにしましょう。あらかじめ嘔吐物の始末をしやすいように工夫をしておくことで、嘔吐物のにおいでまた気分が悪くなるのを防ぐことができます。

 

環境のにおい、香りに配慮する

芳香剤、衣類の洗剤やリンス剤、化粧品、花など、普段よい香りだと思っていても、吐き気があるときには強すぎると感じたり、不快に感じたりすることがあります。また、食物では、ごはんの炊ける匂いや、魚を煮たきする匂いなどが、吐き気を助長しがちです。

 

炊事のにおいが病室に届かないよう、冷凍品など煮たきのにおいが出ないものを使うのも、一つの方法です。

 

無理に水分を摂ろうとしない

脱水を心配してなんとか水分を、と考えがちですが、飲んでも吐いてしまう場合は、吐き気がおさまるまで何も飲まないほうがよいでしょう。水分だけでも胃が蠕動して吐き気を強めるからです。ただし、嘔吐物のにおいが口の中に残っていると、気分が悪いもの。番茶やレモン汁を垂らした水などでうがいをすると、においを洗い流すと同時に、口の中の渇きを防ぐことができます。飲んでも吐き気がしないようであれば、一口ずつ、何回にもわけてゆっくり水分摂取しましょう。

 

食事の工夫のポイント

なんとか食べられる場合は、食べられる物を少量ずつとりましょう。

 

食べやすい物は、冷たく冷やしたもの(においがしにくい)、冷ましたご飯やおかゆ、かんきつ系の香りや酸味があるもの、味付けが濃い目のものなどです。薄味のものはかえって吐き気を誘発することがあります。

 

また、食材では、ショウガが吐き気を止めるのに効果的です。漢方薬で吐き気・嘔吐に効くものには、ショウガが配合されています。ショウガ汁を入れた酢のもの、味噌汁なども胃を落ち着かせてくれます。

 

不安を取り除く

不安な気持ちが吐き気を強めている場合があります。ご家族の声かけ、背中をさするなどのスキンシップが不安を和らげ、吐き気も弱めることができます。

 

抗がん剤の副作用による吐き気は、事前に十分な制吐剤を処方してもらうことでかなり解決できます。がまんせず、がん治療を受け持つ医師に相談しましょう。「吐き気が来るかも」という不安を取り除くことができ、治療が継続しやすくなります。

 

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