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下痢の原因を見極める~高齢者の下痢・便秘

2014年5月16日

geribenpi3正常な人の消化管では、小腸までで水分の90%が吸収され、腸管に入った食べ物の「カス」は泥状になります。そして大腸で残り10%の水分が吸収され、便のかたまりが作られます。その際、便の水分が多すぎる状態のことを、下痢といいます。

 

便秘と同じく、下痢の原因もさまざまです。下痢は2~3日安静にしていれば治るものもありますが、様子を見ているうちに重症化してしまうこともあるので注意が必要です。

 

今回は、下痢の原因とチェックするポイントについて説明します。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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下痢の原因

下痢は大きく分けて、「急性下痢」と「慢性下痢」の2種類があります。

 

「急性下痢」では、感染症が原因であるものが最も多く、感染症以外の原因としては、食べ過ぎや飲み過ぎ、アレルギー、寝冷えといった物理的刺激などがあります。また、抗菌薬や降圧剤、プロトンポンプ阻害薬(PPI:胃潰瘍などに使用される胃酸の分泌を抑える薬)、抗がん剤などの薬が原因で、下痢が起こることもあります。

 

通常、下痢が起こってから2週間未満程度を「急性下痢」と定義しています。

 

表1 急性下痢の原因となる疾患(参考:今日の診断指針 第6版)

 感染性腸炎  ウイルス、細菌など
 食事性  食べ過ぎ・飲み過ぎ
 アレルギー性  乳製品、卵、青魚、エビ・カニ、蕎麦など
 心因性下痢  ストレスの有無、生活環境の変化など
 薬剤性腸炎  抗菌薬、抗がん剤、免疫調節剤、ラクツロース、降圧剤、PPI、メサラジン
 下剤
 中毒  細菌性毒素(ブドウ状球菌毒素など)、重金属、毒キノコなど
 基礎疾患に基づくもの  甲状腺機能亢進症、神経性食欲不振症、機能性胃腸症など

 

一方、下痢が起きてから4週間以上経つものは「慢性下痢」と定義されます。「慢性下痢」の原因としては、過敏性腸症候群や潰瘍性大腸炎、クローン病などがあります。また、糖尿病で血糖コントロールが上手くいっていない場合にも、下痢が起こることがあります。

 

受診前の下痢チェック項目

下痢は原因を見極めて、対処法を考えることが大切です。そのためには以下のことをチェックしましょう。

 

発症の仕方:急激か、徐々に悪化してきたのか
下痢の状態:便の軟度、便回数、便の性状(水様、血便や粘液の混入の有無など)、しぶり腹の有無
随伴症状 :悪心・おう吐、腹痛の性状や程度、発熱の有無
食事習慣 :最近数日の食事内容、家族内発症や同じ食事を食べた人での発症の有無
環境変化 :ストレスとなる事情の有無(配偶者や友人との死別、引っ越しなど)、寒冷など腹部を過剰に冷やしたことがないか
薬剤起因性:最近服用した薬剤やサプリメント、健康食品
既往歴  :特定の食事(特に乳製品)へのアレルギーや下痢の発症の有無、下痢の原因となる原疾患や治療歴

 

上記のチェックは、医師が下痢の原因を特定する上でも役立ちます。受診のときも、メモしていきましょう。

 

次回は、下痢の対処法と受診すべき下痢について取り上げます。

 

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