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高齢者の発熱の主な原因とメカニズム

2014年4月11日

sick_netsu2発熱の原因はさまざまですが、最も多いのは、感染症、膠原病(リウマチなどの自己免疫疾患)、悪性腫瘍(がん、白血病など)です。 2005年の順天堂大学総合診療科報告によれば、感染症47%、膠原病18%、悪性腫瘍6%であるといいます※。
※=参考:「総合診療科における不明熱患者215症例の解析」

 

膠原病やがんの持病がある方は、発熱がある場合の対処法、また、発熱の原因が持病なのかそうでないのか見極めるポイントなどを、あらかじめ医師に聞いておきましょう。そして特定の持病のない方は、発熱の原因の多くは感染症と考えられます。

 

また、高齢者の場合命に関わる熱中症も、発熱の要因としては頭に入れておきたいところです。

 

<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

●「高齢者の発熱」をすべて見る

 

感染症での発熱のしくみ

感染症とは、ウイルス、細菌、原虫などの病原体が体に入ってくることによっておこる病気です。病原体が体内に入ってくると、免疫を担当する白血球がそれに反応して「サイトカイン」という物質を出します。これによって脳に「敵が来た、臨戦態勢を整えろ」と知らせます。

 

すると脳から筋肉と血管を収縮させるよう指令が出ます。皮膚の表面に近い血管が収縮すると、そこから体温が外に逃げにくくなります。また、別の筋肉にも震えが起こり、熱を生産する指令も出され、この2つの働きで体温が上がるのです。

 

白血球が病原体と戦う温度は、病原体が活動したり増殖したりするのに適当な温度より高いので、体が自ら、白血球が働くのに有利な状況を作り出すのです。これが発熱のしくみです。

 

膠原病での発熱のしくみ

膠原病とは、関節リウマチを代表とする、さまざまな自己免疫疾患の総称です。自己免疫疾患とは、本来病原体を攻撃すべき白血球が、自分自身の体の健康な組織を攻撃してしまう病気です。そのため、組織に炎症が起き、発熱します。

 

がんでの発熱のしくみ

がんを持病に持つ方の場合、がん細胞や、がん細胞をやっつけようとする白血球から前出の「サイトカイン」が出され、これによって発熱することがあります。これは通称「腫瘍熱」と呼ばれますが、詳細なメカニズムはまだ、わかっていないところもあります。がん患者は免疫の状態も不安定であること、また抗がん剤の影響で外敵と戦う白血球が減っている場合もあるので、感染症を引き起こしやすい状態といえます。そのため、治療中のがん患者が発熱した場合に関しては、主治医に必ず連絡してください。

 

熱中症での発熱のしくみ

熱中症による発熱も、高齢者では気をつけたいポイントのひとつ。高い気温や、その中での運動などで汗をかき、体液中のミネラルのバランスが崩れることによって、神経の伝達に異常が発生します。その結果、体温調節ができなくなり、体内にどんどん熱がたまってしまう状態になります。この場合は、一刻も早く体温を下げる必要がありますので、速やかに氷などを使って体を冷やし、医療機関に連絡します。

 

※熱中症の詳しい症状については、以下を参考にしてください。
●熱中症
 

次回は、発熱した際の医療機関への連絡のタイミングについて、原因と発熱の温度をもとに見て行きます。

 

 

●「高齢者の発熱」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
●「在宅医 ドクター上條に聞く」のコーナーをすべて見る

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