有料老人ホーム・介護施設の資料請求ならオアシスナビ

広告掲載をご検討の方

オアシスナビ×ハートページ

変形性膝関節症の治療~高齢者の変形性膝関節症|オアシスナビ 介護の知恵袋では、お役立ち情報を毎日配信!

目的別に記事を探す

連載スタート!認知症★ドタバタ介護日記

W認知症・じーちゃんばーちゃんと暮らす、ゆず子の介護奮闘記!

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

7月25日

【最終回】ゆずこ家の介護はまだまだ続く!~漫画★孫娘のガチンコ介護

→続きはこちら

変形性膝関節症の治療~高齢者の変形性膝関節症

2013年12月13日

介護マガジン病気第21回変形性関節症2

変形性膝関節症の治療には、薬を使ったり運動を行う「保存療法」と、外科的手術を行う「手術療法」があります。

 

一旦すり減った軟骨や変形した関節は、元に戻ることはありません。そのため、変形性膝関節症の治療は、痛みや症状を減らして、それ以上膝関節の状態を悪化させないことが基本となります。

 

まず「保存療法」を行い、状態が改善しない場合、「手術療法」の適応となります。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

●「高齢者の変形性膝関節症」をすべて見る

 

痛みを和らげるための治療~保存療法

「保存療法」は、痛みを和らげたり炎症を抑えるための「薬物療法」、そして病気の進行を抑えるための「運動療法」を並行して行うことで、症状改善を目指します。

 

①薬物療法
変形性膝関節症に使われる薬は、痛みや炎症を抑えるための非ステロイド系消炎鎮痛薬であることがほとんどです。口から服用する経口薬、直腸に挿入する坐薬、皮膚に張り付ける湿布薬があります。
これらの薬剤は、痛みは押さえますが、膝関節の進行を抑える作用はありません。薬を服用して楽になったからといって、無理な動きをすると病状を進めることがありますから、注意が必要です。
軟骨を再生するとして市販されているグルコサミンやコンドロイチンなどは、長い間臨床試験が行われていますが、その効果についてはまだ明らかにはなっておらず、医薬品として認可されていません。
ヒアルロン酸を膝の内側に注射する関節内注射も、痛みを和らげる治療です。軟骨を再生したり、増やす効果はありません。

 

②運動療法
ふともも(大腿四頭筋)を鍛えることによって、痛みの軽減や、軟骨・関節変形を防止する効果があることが明らかになっています。プールでの水中歩行や、水泳、椅子に座ったり横になるなど、膝に負担をかけない体勢でのふとももの運動がよいといわれています。しかし、自己流の運動は関節を痛めることもあるため、はじめるときには医師や理学療法士の指導を受けましょう

 

③装具、足底板療法
O脚を矯正するための足底板や、支柱付の装具、サポーターなどは膝の負担を軽くし、痛みを和らげます。杖の使用も、膝にかかる体重を分散させるので効果的です。

 

 

根本的な治療だが、デメリットも~手術療法

「手術療法」には、大きく分けて以下の3つがあります。

 

①関節鏡による手術
関節鏡を使用し、骨棘、半月板、滑膜の切除を行います。からだの負担も少なく治療期間が短い点がメリットですが、根本的な治療としては限界があります。

 

②高位脛骨骨切り術
O脚を矯正するための手術です。根本的な治療として、特に若い活動性が高い患者さんに適応されます。ただし回復に時間がかかるため、長期の入院が必要です。

 

③人工関節置換術
関節を、人工の関節に取り換える手術です。治療法としては最も安定した効果を獲得できる治療手段として評価されています。ただし、関節の動く領域(可動域)は狭くなり、正座ができなくなるなどのデメリットがあります。また、合併症として感染症が起こりやすくなること、長期間の使用によりゆるみが出てくるなどの可能性があります。

 

治療法にはメリットもデメリットもあります。それは患者の病状や生活状況によっても変わってきます。患者さんにとって何が辛いのか、どんなことが改善できれば楽になるのか、治療の目標をどこに置くのか、主治医とよく話し合って治療法を決めることが大切です。

 

●「高齢者の変形性膝関節症」をすべて見る
●「高齢者のかかりやすい病気・疾患」の一覧を見る
●「在宅医 ドクター上條に聞く」のコーナーをすべて見る

関連する記事
コメントを書く
ユーザー名:40文字以内
コメント:200文字以内

テーマで記事を探す

高齢者の病気

高齢者のケガ

高齢者のかかりやすい主な病気

<症状別>病気との付き合い方

高齢者に起こりやすい事故

在宅医 ドクター上條に聞く

この条件で検索

このページのトップに戻る

都道府県から老人ホームを探す