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知っておきたい、高血圧の薬の知識~高齢者の高血圧

2013年10月25日

高血圧4small食事や運動など生活習慣を見直しても血圧が下がらなかった場合、降圧薬による治療が行われます。血圧を下げる薬は様々な種類があります。薬の作用や副作用を知って、安全に薬を使いましょう。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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高血圧の治療目標

高血圧治療の目的は、高い血圧を下げることで、血圧が高いことによる脳卒中や心臓病、腎臓病などの合併症を防ぐことです。

 

降圧目標は、65歳以上の場合、高血圧治療ガイドラインでは、診察室血圧140/90mmHg未満、家庭血圧は135/85mmHg未満とされています。

 

ただし、急激に血圧を下げるのは良くありません。高齢者はもともと脳や心臓、腎臓など主要な臓器の血流量が低下し、それを補うために血圧が高くなっているという一面もあります。そのため、急激に血圧を下げすぎると、これらの臓器へ行く血流が少なくなり障害をもたらすことがあります。また、血圧は下げれば下げるほどいいというものではなく、下げすぎるとかえって合併症が増えるという研究結果もあります。70歳以上は、高血圧治療ガイドラインよりも高い血圧でも良しとする医師もいます。

 

年齢や合併症の有無でも維持すべき血圧は変わってきます。健康を維持するために、自分にとってどのくらいの血圧が最適なのか、主治医と良く相談しましょう。

 

 

確認しておきましょう、薬の種類と特徴

血圧を下げるための薬「降圧薬」には、さまざまな種類があります。どれも「血圧を下げる」という効果はありますが、種類によって作用(血圧を下げる方法)が異なり、副作用も違います。服用が禁じられている疾患がある場合もあります。

 

安全に薬を使用するためにも、自分がどのタイプの降圧薬を飲んでいるかきちんと認識しておきましょう。

 

降圧薬の種類と特徴

 

種類 主な特徴 副作用
禁忌(使ってはいけない疾患)
利尿薬 ナトリウムとともに水分を排出させることで血圧を下げる。降圧効果が良好で安価なため、米国などのガイドラインで第1次薬として勧告されている。 副作用:過敏症、めまい、低カリウム血症、高尿酸血症、高脂血症、耐糖能の低下など
禁忌:痛風、低カリウム血症
カルシウム(Ca)拮抗薬 血管を収縮させるカルシウムイオンをブロックすることで血管を広げ、血圧を下げる。降圧効果が確実で重篤な副作用がなく、利尿薬に次いで安価なことから、合併症のない比較的高齢の高血圧患者の第1次薬として勧められている。 副作用:顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸(ドキドキ感)、めまい、歯肉の脹れなど
禁忌:徐脈(脈が遅い)
アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB:エーアールビー) 血管を緊張させる物質(アンギオテンシンⅡ)を働きにくくして血管を広げて血圧を下げる。降圧効果が良好で、副作用が少ない。降圧薬のなかでは高価。 副作用:  体のだるさ、めまい感、頭痛、高カリウム血症など
禁忌:妊娠、高カリウム血症
ACE(エーシーイー)阻害薬 血管を緊張させる物質(アンギオテンシンⅡ)をできにくくして、血管を広げて血圧を下げる。降圧効果が良好だが、咳の副作用が多い。 副作用:咳、めまい、立ちくらみ、高カリウム血症
禁忌:妊娠、血管神経性浮腫、高カリウム血症
β(ベータ)遮断薬 心臓を刺激し、末梢の血管を広げる作用を持つ。利尿薬とともに幅広く用いられてきた。心保護作用が強い。 副作用:徐脈、喘息発作など
禁忌:喘息、高度徐脈

 

参考:「高血圧治療ガイドライン」「各薬剤添付文書」

 

 

歯周病!?実は降圧薬の副作用かも

降圧薬で出やすい副作用として、めまいや頭痛、心臓がどきどきする、顔のほてりなどがあります。

 

また、歯茎が脹れて歯周病かと思っていたものが、実はカルシウム拮抗薬による副作用(歯肉の脹れ)だった、急に乾いた咳が出るようになって肺炎が疑われたが、ACE阻害薬による咳だった、など、ほかの疾患と間違いやすい副作用もあります。

 

降圧薬を服用していて、これまでと異なる身体の変化があったら、医師や薬剤師に伝えましょう。薬が関係している症状かもしれません。

 

一方、グレープフルーツジュースはカルシウム拮抗薬の作用を強めることがあります。すべての人に起こるわけではありませんが、カルシウム拮抗薬による顔のほてりや頭痛は、グレープフルーツジュースを飲むことで強まることがありますので、カルシウム拮抗薬服用中はグレープフルーツジュースを飲まないほうがいいでしょう。グレープフルーツの実も同様の作用をあらわすので、食べないようにしましょう。

 

ちなみにオレンジジュースには、そのような作用はないことがわかっています。

 

 

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