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心房細動の治療について~高齢者の心房細動

2013年8月30日

前回は心房細動が原因で起こる、脳梗塞の予防について説明しましたが、心房細動は脳梗塞予防と並行して、心房細動そのものの治療が必要となる場合もあります。今回は、心房細動自体の治療について説明します。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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レートコントロールとは

心房細動の治療では、「レートコントロール」と「リズムコントロール」という考え方があります。

 

心房細動では心拍数が早くなり、動悸を感じたりして、心臓が疲れてポンプとしての機能が低下することがあります。そこで、持続性および永続性心房細動の場合、心拍数を抑える薬を使うことがあります。これを「レートコントロール(心拍数の調節)」と呼んでいます。

 

下記にレートコントロールに使う代表的な薬をあげました。

 

表1

 

 

リズムコントロールとは

通常、心臓は1秒間に約1回のペースで規則正しく収縮しています。しかし心房細動では、この規則正しい拍動が失われます。心拍を規則正しく整え、心房細動自体を起こさないようにする治療が「リズムコントロール」です。

 

リズムコントロールに使用する薬剤です。

 

表2

 

 

根治が望めるカテーテル・アブレーション

また、薬物療法以外のリズムコントロールの方法として、「カテーテル・アブレーション」という治療法があります。

 

最近の研究で、肺静脈付近から異常な命令が頻回に出ることによって、心房細動が生じていることが多いことがわかってきました。そのため、カテーテル(医療用の管)を足の付け根から心臓まで通し、原因となる部分を焼いて、異常な命令を出さないようにする治療が「カテーテル・アブレーション」です。

 

発作性心房細動は、カテーテル・アブレーションによって9割が根治可能といわれています。慢性心房細動の根治率は約5割です。根治を考えるなら、早いうちに治療を行うほうが、治る可能性が高くなります。

 

ただし、カテーテル・アブレーションができる医療機関は限られており、専門施設への紹介が必要となります。また、まれではありますが、心臓の血管にカテーテルを挿入するため、血栓が生じて脳梗塞を起こしたり、心臓の血管が傷つけられることがあります。

 

 

治療の目的はQOLの改善

以前は、レートコントロールとリズムコントロール、どちらを行うか、専門の医師でも判断に迷うところがありました。しかし近年、大人数の患者さんを対象に行った臨床試験の結果、レートコントロールでもリズムコントロールでも、長期間の経過に大きな差がないという報告が出さました。そのため、現在は心房細動の治療の目的は、辛い症状をとるなどのQOL(生活の質)の改善だと考えられています。

 

ただ、注意が必要なのは、心房細動の治療自体に使われる薬は、特に高齢者では副作用が出やすく、使用にあたり注意が必要なものが少なくありません。カテーテル・アブレーションも、比較的安全とはいわれていますが、少ないながら治療による合併症が起こることもあります。なので症状がないなら、治療をしないという選択肢もあります。

 

治療のメリット・デメリットを認識して、さまざまな治療の選択肢のなかから患者さんの生活にとってなにが大切なのかを、医療者と一緒に考えて、選択していくことが大切です。

 

 

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