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排泄はあっても「便秘」ということがある~高齢者の便秘

2013年7月12日

便通は文字どおり体内からの「便り」であり「通じ」です。個人差はあるものの、その人なりのリズムが崩れると、不快でもあり、食欲や行動欲などにも大きく影響してきます。
高齢になり、また介護が必要になった場合は特に、便通の問題は大きくクローズアップされます。介護者にとっても排泄の悩みは何より大きいものです。いつまでもすっきりした日々を送るために、便秘について考えました。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:椎崎亮子>

 

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毎日排便があっても便秘?

日本内科学会の「便秘」の定義では、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」となっています。つまり、本人が気持よく排便できているかどうかが、便秘かどうかを判断する上でとても重要だということになります。

 

毎日排便がなくても、便の状態が固すぎたり柔らかすぎたりせず、「定期的にスッキリできている」と本人が感じているのであれば、排便の間隔が3日に1度であっても問題はありません。特に、高齢者でよくあるのが「排便はあるのだけれど固くてぽろぽろして少ない」「おなかが張って痛い、思い切りいきんでも出にくい、出てもすっきしりない」状態です。これらは、たとえ毎日便通があっても便秘であり、できるだけ早く治療を行うべき症状です。

 

 

介護者が気付かない便秘

監修の上條武雄先生に同行取材した際<特集・介護最前線へ!介護を支えるIT技術を駆使した在宅医療連携参照>、便秘で苦しむ高齢の方のケア場面に立ち合いました。

 

直腸内に、大量の固い便がはまり込んでしまう「嵌入便(かんにゅうべん)」という状態でした。ご家族に伺ったところ、「毎日柔らかい便が出ていたので、便が残っていると気付きませんでした」とのことです。

 

直腸に嵌入便があっても、大腸のほうに新しい水分の多い便がある場合、直腸の壁と便塊(べんかい)の間をすり抜けるようにして排出されてくるため、気付かれづらい状態とのことでした。嵌入便は肛門直腸診で確認して、摘便(てきべん)*か浣腸によって体外に排出させなければなりません。この方は訪問看護師が摘便を行い、ようやく楽になりました。

 

摘便*=自力での排便が困難な場合、介助者が患者の肛門に指を挿入し、少しずつ便を掻きだすこと。これによって直腸内の排便反射がおこり、便が出やすくなる。

 

 

便秘に気がついたら

便秘薬や浣腸が市販されていますが、素人判断で使ってはいけない場合があります。たとえば、先の患者さんのような嵌入便は下剤で柔らかくならないため、嵌入便を確認せず下剤を使うと、軟便だけが排出されて下痢のように見えるため、下痢止めを使って悪化させてしまうような場合もあるそうです。

 

特に介護を受けている方、認知症があって自分で症状を訴えづらい方は、かかりつけ医にまず相談してください。

 

がんが隠れていたり「パーキンソン病」や「甲状腺機能低下症」など、便秘を症状とする病気が原因の場合もあります。また、他の病気で飲んでいる薬の副作用という場合もあります。

 

若い時から便秘がちだった人は、便秘を軽視することもありますが、他の病気の予防の観点からも、いつもと排便の様子が違う場合は、早めに医師に相談してください。

 

次回は、便秘がおこるメカニズムについて解説します。

 

 

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