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最新の褥瘡治療の考え方~高齢者の褥瘡・床ずれ

2013年7月5日

褥瘡は、以前は乾かしたほうがよいと言われていました。しかし、最近では湿った環境のほうが治りが早いことが知られ、治療が変わってきています。
最近の褥瘡の治療の考え方や、ケアの注意点についてまとめました。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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なぜ、褥瘡を乾かしてはいけないのか

現在、褥瘡をはじめ傷の治療は、傷口を湿った状態に保つことが必要であると言われています。

 

新しい組織(肉芽組織)が作られるときには、肉芽組織を作る細胞を刺激する、さまざまなたんぱく質(サイトカイン)が細胞から分泌されます。これらサイトカインは水に溶ける性質のため、効率よく働くには湿った環境が望ましいのです。

 

以前は、乾燥させたほうが傷の感染防止になり、治りも早いと考えられていたため、ドライヤーで褥瘡を乾燥させるなどのことが行われていました。

 

現在は、乾燥は傷口の再生を遅らせることがわかってきています。湿った環境のほうが傷の治りが早いため、ドレッシング材などを使い、浸潤環境を保つのが現在の褥瘡治療です。

 

 

感染がなければ消毒薬は使わない

また、消毒薬の使い方も変わってきています。原則的に消毒薬は使いません。消毒薬は細菌を殺すだけでなく、傷の治癒に必要な細胞にも同時にダメージを与えるからです。

 

褥瘡治療では、消毒薬の使用は黒色期~黄色期に限定されています。明らかに感染がある場合のみ、消毒を行います。消毒を行った後、消毒液を洗い流すことで消毒液による接触皮膚炎を防ぎ、同時に細胞への障害も最小限にとどめることができます。

 

明らかに感染している場合以外は、基本的には生理食塩水または蒸留水、水道水による洗浄のみで十分とされています。洗浄は、人肌くらいに暖めた生理食塩水、または水道水による加圧洗浄を行います。傷口を少し水しぶきがあがるくらいの圧力をかけて、多量の水を使って洗浄します。

 

 

積極的に入浴しましょう

入浴は、皮膚を清潔にし、血行を良くするため、褥瘡があっても積極的な入浴が勧められています。

 

壊死している部分があるときは、防水性のあるドレッシング材で傷を覆って入浴すると良いでしょう。肉芽組織ができてきたら、ドレッシングは必要なく、湯上りにシャワーで患部を十分洗浄を行うだけで大丈夫です。

 

入浴時の注意などは、医師や看護師に確認しましょう。

 

 

感染のサインを見逃さない

褥瘡の感染が起こると、全身状態が悪くなり大変危険です。感染が起こったサインは早く見つけて医師の診察を受ける必要があります。

 

褥瘡の周囲の皮膚が赤くなったり、腫れてきたとき、熱を持っていたり、痛みがある場合、感染が起きたサインです。少しでも早く、医師の診察を受けましょう。

 

 

赤くなっている部分のマッサージは厳禁

マッサージは、血行を良くし、褥瘡の予防に役立ちます。ただし、早期の赤くなっているだけの褥瘡であっても、その部分をマッサージしてはいけません。マッサージをすることで、細胞にダメージを与え、壊死に至る範囲を大きくする危険性があります。

 

 

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