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褥瘡の治療について~高齢者の褥瘡・床ずれ

2013年6月28日

褥瘡は、その病期によって治療が変わってきます。それぞれの病期でどのような治療が行われるのか、治療の流れをまとめました。治療は医師や看護師が主導で行いますが、自宅や施設でのケアは家族やスタッフが担うものです。どんな考え方のもとで治療が行われているかを知っておくことは、大切です。
<監修:上條内科クリニック 院長・医学博士 上條武雄/文:星野美穂>

 

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急性期の治療

褥瘡は、発生から1~3週間を急性期、それ以降を慢性期と呼びます。皮膚が赤くなる(発赤)、内出血が起こる(紫斑)、水疱やびらん(表皮が破け、ただれたような状態)ができるなどが、急性期の褥瘡の症状です。急性期には、それ以上褥瘡を悪化させない対処が大切です。

 

急性期の対処としては、下記のことを行います。

 

*ドレッシング材:傷を覆うためのシートまたはフィルム、ゲルなど。傷を保護し、浸潤環境にすることで外部からの感染を防ぎ、傷の治りを早め痛みを和らげる目的で使用する

*ドレッシング材:傷を覆うためのシートまたはフィルム、ゲルなど。傷を保護し、浸潤環境にすることで外部からの感染を防ぎ、傷の治りを早め痛みを和らげる目的で使用する

 

急性期は褥瘡の状態が変化するため、日々観察し、悪化のサインを見逃さないことが重要です。急性期の褥瘡は、1~2週間で治癒することがある一方、慢性期に移行することもあります。

 

 

慢性期の治療

慢性期の褥瘡は、浅い褥瘡と深い褥瘡に分類されます。

 

浅い褥瘡とは、皮膚組織へのダメージが皮膚の表面に近い部分に留まる褥瘡を指します。1~2週間で治癒可能です。治療は急性期のものと同様です。一方、深い褥瘡とは、皮下脂肪組織以下まで傷が及ぶ褥瘡のことです。治るまでに半年から1年以上もかかることがあります。

 

深い褥瘡が治っていく過程は、下記のような経過をたどります。

 

病気第15回褥瘡_図2

 

それぞれの病期によって、治療が変わります。

 

 

黒色期~黄色期の治療

黒色期の黒く見える部分は、死んだ組織=壊死組織です。壊死組織が残っていると、新しい組織が形成されません。また壊死組織は細菌感染の温床ともなります。ですから、黒色期の治療は、まずメスやハサミを使って壊死組織を取り除くことが必要です。これは「デブリードマン」と呼ばれています。ちょっとした手術になりますが、在宅でも行うことができます。

 

壊死組織は、何回かに分けて少しずつ除去することもあります。黄色期以降では、残った壊死組織を分解除去するための薬剤(酵素製剤)を使うこともあります。これを「化学的デブリードマン」といいます。

 

壊死組織を取り除いたあとは、細菌感染を防ぐため抗菌作用のある外用薬を傷に塗り、ドレッシング材で保護します。

 

 

赤色期~白色期の治療

赤色期になると、新しい組織(肉芽組織)が傷を覆ってきます。新しい組織は、血管が多く通っているため、赤く見えるのです。この時期に必要な治療は、傷口を適度に湿り気のある状態に保つことと、肉芽組織形成及び、上皮化を促進する環境を整えることです。

 

つまり、肉芽形成促進作用を持つ外用剤や、上皮化が始まる時期には上皮促進作用のある外用剤を使い、組織の形成を手助けします。その上で、ドレッシング材などで浸潤環境を保ちます。

 

ちなみに褥瘡治療では、傷口を湿った環境に保つことが必要だといわれています。また、消毒も基本的には必要ないとされています。

 

それは、なぜでしょう?

 

その理由は、次回、「最新の褥瘡治療の考え方」で説明します。

 

 

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