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立ち上がり介助/背中が曲がった人や小柄な人向け~写真でわかる高齢者介護

2017年5月10日

在宅介護に役立つ介助方法・介助技術を介護のプロがご紹介。安全で、介助する側にも負担の少ない介助動作のポイントを流れにそってご紹介します。
今回は理学療法士が考えた「猫背・円背(えんばい)・身体の小さな人向けの椅子から立ち上がる介助方法」です。背中が曲がった高齢者や、介助者より身体の小さな高齢者の介助に活用できます。

 

【1】椅子に浅く座ってもらう

椅子に座っている高齢者の身体を横に倒し、片手で上半身を支えながら、倒した方向とは反対側のお尻を手前にずらしましょう。逆のお尻も同じように手前にずらし、高齢者が椅子に浅く腰掛けた状態にしましょう。
●浅く座る方法をもっと詳しく見る →「身体を交互に動かして椅子に浅く座る介助方法」
1_1

 

【2】足を後ろに引いてもらう

介助者は、高齢者の足元に片ひざをつき、高齢者の両足を片足ずつ後ろに引きましょう。
2

 

【3】高齢者の頭を脇の下ではさむ

介助者は、高齢者と向かい合い、右足を高齢者の足と足の間に入れましょう。そして、両手で高齢者の上半身を前に倒し、高齢者の頭を右脇の下で挟みましょう。
3_1

 

【4】高齢者の背中と脇を支える

介助者は、右手を高齢者の左脇の下に入れ、高齢者の背中を支えましょう。そして、介助者は、左手で高齢者の右脇を支えましょう。
4_1

 

【5】高齢者のひざに介助者のひざを重ねる

高齢者の右ひざに介助者の左ひざを重ね合わせましょう。この時も、介助者の右足は、高齢者の足と足の間に入れたままの状態で行いましょう。
5

 

【6】高齢者の上半身を手前に引き寄せ、立ち上がってもらう

介助者は、高齢者の頭を下げ、高齢者の上半身を手前にゆっくり引き寄せましょう。すると、高齢者のお尻が浮き上がり、立ち上がりの体勢になります。
6_1

 

<ここがポイント!>

point
高齢者の頭が下を向いた状態で立ち上がってもらうことができるので、背中が曲がった猫背や円背(えんばい)の高齢者、介助者より背の低い高齢者に対しても活用できる介助方法です。

 

◆次回は「座った状態で行うかぶり型洋服の着替え介助の方法」をご紹介します。

 
●「写真でわかる移乗・移動介助」のすべての記事はこちら
●「写真でわかる介護の技術」のすべての記事はこちら
 

<協力・カイゴ大学>

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