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移乗介助/道具を利用すればラク!ベッドから車椅子へ~写真で高齢者介護

2017年4月12日

在宅介護に役立つ介助方法・介助技術を介護のプロがご紹介。安全で、介助する側にも負担の少ない介助動作のポイントを流れにそってご紹介します。
今回は理学療法士が考えた「スライディングシートと三角柱クッションを使った、ベッドから車椅子への移乗介助方法」です。寝たきりの要介護度の高い人、身体の大きい人などをベッドに寝た状態から、車椅子に移動できます。スライディングシートと三角柱クッションを使うことで、高齢者の身体を無理に引きずったり、持ち上げたりせずに移乗できます。

 

【1】スライディングシートの端にのってもらう

介助者は、ベッドで寝ている高齢者のひざの下に手を入れて両足を持ち上げ、高齢者に両ひざを立ててもらいましょう。そして、立てたひざを横に倒し、まず下半身だけ横向きになってもらいましょう。
1_1

 

次に、介助者は、高齢者の肩と腰を傾け、上半身も横向きになってもらいましょう。そして、介助者は、横向きになっている高齢者の身体の横にスライディングシートを広げましょう。
1_3

 

そして、介助者は、高齢者の身体を上半身→下半身の順に仰向けに戻し、高齢者にまずスライディングシートの端にのってもらいましょう。
1_5

 

【2】スライディングシートの真ん中に移動してもらう

介助者は、高齢者の足首をスライディングシートの端に寄せましょう。そして、介助者は、高齢者に上半身をスライディングシートの真ん中に移動してもらう準備として、右手を高齢者の首の下に通して肩を支え、左手で高齢者の腰を支えましょう。
2_1

 

介助者は、支えている高齢者の肩と腰を引寄せ、上半身をずりずりと移動させながら、スライディングシートの真ん中にしっかりのってもらいましょう。
2_3

 

【3】車椅子を高齢者の腰の辺りに移動する

車椅子を、高齢者の腰の辺りに直角になるよう移動し、ロックをかけましょう。
3

 

【4】ベッドと車椅子の間に三角柱クッションをはさむ

ベッドと車椅子の間に三角柱クッションをはさみましょう。このとき、小さな三角柱クッションを使うと車椅子とベッドの間から落ちてしまうことがあるので、大きな三角柱クッションを使いましょう。
4

 

【5】上半身を起こす

介助者は、右手を高齢者の首の下に通して右肩を支え、左手で高齢者の左肩を支え、そのまま両手でゆっくり高齢者の上半身を起こしましょう。上半身を起こす時、介助者は、右足をベッドにのせて行いましょう。
5_1

 

【6】身体を車椅子へ移動してもらう

介助者は、ベッドの上に右足をのせたまま、高齢者の背後から、高齢者の両脇に腕を通しましょう。高齢者の両腕を重ねあわせて、両手でしっかりつかみ、身体を少しずつ引きずって、車椅子へ移動させましょう。
6_1

 

【7】車椅子をベッドから離す

高齢者が車椅子に座ったら、高齢者の下敷きになっているスライディングシートを引っ張って取り除きましょう。その後、三角柱クッションもはずしましょう。そして、高齢者のひざの下に左腕を入れ、両足を支えたまま、右手で車椅子をベッドからゆっくり離しましょう。
7_1

 

【8】高齢者の両足を下ろす

最後に、介助者は、左腕で高齢者の両足を抱えながら、ゆっくり地面に下ろしましょう。
8_1

 

●スライディングシートを使った介助方法、こちらも参考にしてください。
→【移動介助の方法】ベッドで枕元に移動:スライディングシート利用

 

◆次回は「床に寝た状態から立ち上がる介助方法」をご紹介します。

 
●「写真でわかる移乗・移動介助」のすべての記事はこちら
●「写真でわかる介護の技術」のすべての記事はこちら
 

<協力・カイゴ大学>

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