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聞こえていない?高齢者との会話に不便が出始めたら、補聴器を検討しよう

2016年11月30日

高齢者がもっと安全に、便利に暮らすための介護用品をご紹介するこのコーナー、今回から4回にわたって、難聴と補聴器についてお伝えします。
福祉用具専門相談員や、日頃から高齢者の利用者さんに数多く接しているケアマネジャーにも、実際に補聴器を使ってもらって、補聴器の可能性や使い方についてもアドバイスをうかがいました。
協力:オムロンヘルスケア「イヤメイト」

 

年齢とともに高い音が聴きにくくなる

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(c)フリーメディカルイラスト図鑑

加齢にともなって、徐々に「耳が遠くなる」感覚を持つ方が多いようです。いったいなぜでしょう?

 

人の耳は、図のように外耳・中耳・内耳の三つの部分から成っています。空気の振動である音は、外耳を通じて集められ、鼓膜を振動させ耳小骨(アブミ骨・キヌタ骨・ツチ骨の3つの小さな骨)を経由して増強され、音を感じる感覚細胞のある内耳に伝達されます。さらに内耳から聴神経を経て脳内の音を感じる中枢である聴覚中枢へ伝達・処理され、音や言葉を弁別したり理解したりできるといわれます。

 

難聴はこの外耳から内耳を経て、聴覚中枢に至る経路のどこで障害が起きても生じます。

年齢を重ねると耳の組織も老化し、萎縮や変性をきたすために、徐々に難聴が進行してくと考えられます。

 

難聴は、
●外耳から中耳までの、音を伝える経路に障害が起きる 『伝音難聴』
●内耳から聴覚中枢に至るまでの、音を感じる部分の障害である 『感音難聴』

に分かれますが、高齢者にはどちらも起こりやすくなります。両耳に同じように聴こえずらさを感じる人が多いでしょう。

ただし、難聴には個人差が大きく、40代で難聴を感じ始める人もいれば、80代でまったく問題なくよく聴こえる人もいます。

 

老人性難聴は、高い音のほうがより聞き取りにくくなる「高音障害型感音難聴」が大きな特徴です。ですから、高い声で「おじいちゃん、ごはんができましたよ!」と言っても聞こえず、低い声でブツブツと「まったく耳が遠いんだから」とボヤくと、ボヤキだけが聞こえて関係が悪くなる。

こんなことが、冗談ではなく、本当に起こることもあります。

 

あいうえおで言うと、か行、さ行、は行などのいくつかの子音は、高い音域に属するため、聞きにくい語があるようです。「7時(しちじ)」を「1時(いちじ)」と聞き間違えてトラブルになる、ということも起こりがちだと言います。

 

難聴で起こるコミュニュケーション上のトラブル

難聴者と会話をするときには、実際にコミュニュケーション上の問題がしばしばおこります。

第一生命経済研究所の調査によると、コミュニュケーションの際に、難聴者が「話を聞き間違える」が79%、「話についていけない」が65%、「あいまいに返事をする」61%。

会話のずれが多数発生している様子がみてとれます。

 

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また、周囲の人が難聴者とのコミュニュケーションに感じる悩みには、難聴者と「話すと時間がかかる」53.1%、「情報を正しく伝えるのは難しい」51.3%、「話すときに内容を省略しがちになる」48.1%などが上がっています。

 

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第一生命経済研究所 ライフデザイン研究本部 『高齢社会における難聴をめぐる問題』より

 

大音量で音を聴くのを避け、生活習慣病に留意して

高齢者の聴力障害のメカニズムに関しては、まだはっきりとわかっていません。

遺伝的要因、疾患的要因、生活習慣や、長時間騒音にさらされるなど、さまざまな要因が複雑に影響し合って表れるのではないかと考えられています。

 

中でも、騒音は、高い音域の聴力低下に特に関係する要因と言われます。大音量で音楽を流す場所で長く仕事をしていたり、大きな音が続く工事現場や工場で働いていたりすると、すぐに難聴が起こらなくても、長い年月をかけて聴覚組織に悪影響が蓄積し、難聴を引き起こすことがあります。

 

スマートフォンや音楽メディアなどを大音量にして音楽を聴いている人がいますが、こちらも、年齢を問わず、難聴の原因にならないかどうか、常に気遣うことが必要でしょう。

 

また、高齢者では、「会話の声は聞こえるけれど、何を言っているのか、内容が聞き取れない」という現象も起こります。

加齢とともに脳が老化するために、言葉を聞き分ける力が低下していると考えられます。難聴は、脳の老化とも密接に関係しているようです。

 

老人性難聴を回復させることは、残念ながら、現段階では困難です。

 

難聴を悪化させる要因を避けるよう、騒音の激しい場所で過ごさなければならないときは耳栓などの防音保護具を用いた方がよいでしょう。

 

また、生活習慣病も、加齢による聴力の衰えを間接的に促すとも言われます。生活習慣病の予防は、間接的に老人性難聴の進行を遅らせることにつながる可能性があります。

 

補聴器を有効利用しよう

1-4難聴になると、聞き間違えが増えたり、コミュニュケーションに支障が出るようになります。

前述のデータの通り、難聴者本人はもちろん、周囲もストレスを感じることが少なくありません。

 

そんな時に、聴力を補ってくれるのが補聴器。

今、残っている聴力を活かしつつ、少しでもコミュニュケーションがスムーズになるよう、サポートしてくれる機器です。

 

次回は補聴器の種類についてお伝えしていきます。

 

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